2010年03月12日
FCR考 その5 流速計算
素人ながら
管内流速計算というのをしてみた。 物理をもっと勉強すれば良かったなぁと思いました。
そうそうFCRキャブレターのお話。
41ΦというFCRの中では大きいキャブレターをつけている、我がすぱいだぁ~
ですが、
セッティングがシビアなのはきっと径が大きい故のメインボアの流速不足によるところと見た!
ベルヌーイさんは言いました。
「流体の速度が速いところほど、流体による圧力が小さくなる」
なんじゃそれ。う〜ん(>_<)
それを利用したのがベンチュリーさん?
流体の流れを絞ることによって、流速を増加させて、低速部にくらべて低い圧力を発生させる機構ってことだよね?
そして、エンジンで発生する負圧には変化はないこと。
1,000Rpmでも、10,000Rpmでも、違うのはその間隔時間。
吸気バルブが閉じている間は当然負圧は発生しないから、ガソリンの吸い上げもない。
しかしこの間もスロットルバルブは開いたまま。
吸気バルブが開いても、ピストンが下死点に到達すれば、大気圧と等しくなり負圧の発生が終わる。
単純に考えれば、一度に混合気を吸い込める量は、ボア、ストロークで決まった量、早い話が排気量分だけ。
慣性の法則もあるから+アルファー位の流入はしばらく続くとは思うんだけど。
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まぁまぁ難しい話は脳みそが溶けてしまいそうなのでやめて。さっさと流速計算を…。
管内流速計算の結果
口径の小さい31Φを「1」として計算をしてみた。
31Φ……1
33Φ……0.87
35Φ……0.78
36Φ……0.74
37Φ……0.70
38Φ……0.66
39Φ……0.629
40Φ……0.600
41Φ……0.5673
といった感じです。
計算式は以下を使用。
流量を定数として計算しました。
管内流量Q(m3/s)は流速v(m/s)と管の内断面(m2)の積ということで。
Q=v×(πd^2/4)
これは、単純に管内流速計算をしただけなので、あしからず!
ってか暇つぶしですね。
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そこで、1気筒あたら500ccのエンジン。
負圧の発生は決まっている。
エンジン回転数を上げることで負圧が発生する回数は増やせるが
一回の爆発に対して2回や3回になるわけではない。
流速をあげるには、どうすれば良いのだろう…と主治医に相談すると。
(あっ管の径を小さくするっていうのは無しの話です)
バルブガイドを落とすという意見を頂きました。
うん、ありだと思う。
キャブレター通過後の障害物は、流速の低下を招く。
なんだか久々、いつもと違う脳みその使い方をして凄く新鮮でしたぁ〜
って結論でOK!(^^)
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Posted at
2010/03/12 13:50:53
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