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作品としても面白いしプロパガンダとみても面白い。

小さな村の小さなダンサー

中国人バレエダンサーの実話に基づく物語。
身体能力の高さがすごいのでそこを見ていても素晴らしいですし
話自体も素晴らしいものだと思います。

星五つ満点で満点です。
かなり多くの人が楽しめそうな作品です。

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ネタバレします。

ぴあより
江青の文化政策による英才教育でバレエの道を志したリー・ツンシン。時を経て、改革開放が実現していこうとする中、彼はバレエ研修で、アメリカを訪ねる機会を得る。この新天地でリーの才能は開花。やがてダンス仲間のエリザベスと愛し合うようになるが……。

途中アメリカにある総領事館で拉致されます。
中国には法律はないということがよくわかるシーンでした。
(時代を考えれば仕方がないですが中国は国際結婚を
認めているということが映画で明らかにされています)

その後、主人公のアメリカでの成功とソ連崩壊に伴い
両親と再会、中国への帰国が許されます。
亡命者として扱われた主人公を逆に利用しようとしている
中国の資本主義導入への宣伝材料なんでしょうね。

最後に新しい奥さんと主人公の上に中国国旗が
はためいて終わりになるのですが
協力、中国の影響が見え見えで笑えます。

作品は素晴らしかったのですが
プロパガンダとしては失敗に見えますので
気になる方は是非どうぞ！

イランの映画です。

ペルシャ猫を誰も知らない

ドキュメントかと思っていたら違ってました。
イランのアンダーグラウンドで西洋の音楽をやっている若者たちを
淡々と静かに過剰な演出なく描いていきます。

ただあまり理解できませんでした…
文化や風俗に対するなじみがなさ過ぎて…

星五つ満点で二つですね。

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ネタバレします。

ぴあより
ポップミュージックの規制が厳しいイランで音楽活動をするネガルとアシュカン。アンダーグランドの音楽を愛する彼らは演奏許可が下りないテヘランを離れ、ロンドンで公演を行うことを夢見ていた。だがそのためには、違法にパスポートやビザを得る必要があり……。

隠れながら音楽をやっている姿勢がなんか微妙でした。
ポップミュージックって社会に取り込まれながらも
社会に反抗しているような姿勢があるバランス感覚が
面白いような気がします。
捕まるのは嫌ですけどね。

昔の日本のフォークやロックの人たちの感じのほうが
よっぽど音楽への熱いものがあるように感じてしまって
淡々としすぎるように見えました。

外連味たっぷり！

十三人の刺客

ちょっと稲垣五郎さんが惜しい気がしましたが予想以上に楽しめました。
最後のチャンバラも映画的エンターテイメントとして迫力があり
下手な海外アクションを見るよりお勧めです。

けっこう悪趣味だったりしますのでそこはお気をつけてご覧くださいm(__)m

星五つ満点で満点です。

松方弘樹さんの殺陣が豪いかっこよくてさすがの貫録でした♪

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ネタバレします。

ぴあより
弘化元年。明石藩主・松平斉韶の暴君ぶりに土井家は斉韶暗殺を決断。その目付役を命じられたのは島田新左衛門。島田は刺客集めに乗り出す。一方、斉韶の腹心・鬼頭半兵衛が暗殺の情報を掴む。13人の刺客は、明石藩の参勤交代の道中を迎え討とうとするが……。


三池監督の灰汁がたっぷり出ているのでそこが許せれば
楽しめるのかなと思います。
最後の戦闘シーンでは明らかに200人以上の
エキストラが出ているように思えますし
江戸時代にあんな威力の爆弾はありません。
いろいろ突っ込みどころはありますが
そこはエンターテイメントとして楽しめると
面白い作品なのかと思います。


あまり期待してなかったから面白いのかな(笑

ブルーレイで上映されてました…

サブウェイ -デジタル・レストア・バージョン-

グラン・ブルーの重要書類を盗んだ男が、パリの地下鉄の下に広がる地下道に逃げこんだ。追っ手を逃れた彼は、そこで生活する妙な連中とロック・コンサートを開こうとする……。Ｌ・ベッソンの名を知らしめた、パワフルな映像と音楽で展開する新感覚の犯罪アクション。監督初期の作品。
フランス映画だね～(笑

このノリが楽しめればいい作品だろうし、
腑に落ちなければ合わないでしょう。

星五つで二つですね。
置いてけぼりくらった感じでした。

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ネタバレします。

ぴあ映画生活より
重要書類を盗んだ男が、パリの地下鉄の下に広がる地下道に逃げこんだ。追っ手を逃れた彼は、そこで生活する妙な連中とロック・コンサートを開こうとする……。Ｌ・ベッソンの名を知らしめた、パワフルな映像と音楽で展開する新感覚の犯罪アクション。

最近のＬ・ベッソン作品にみられるネタが随所に見らえるので
ファンは必見という感じですが、お話が走り幅跳びして
そこが楽しい人には面白い映画なんだろうなと思います。

このころからテンポ感はよかったんだと感心します♪

名作らしいのですが見たことありませんでした。

赤と黒〈デジタルリマスター版〉

劇場のせいなのか色が変でした(-"-)
明らかに変なのできちんと対応してほしいですね。

時代と国、宗教観が違うので理解はできますが
しみこまないという印象でした。
それでもこの辺を土台に現在の欲望渦巻く
立身出世物語が作られたのは明らかですね。

星５つ満点で３つでしょう。
過去の名作に興味があるならどうぞ！

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ネタバレします。

ぴあより
1820年代のフランス。野心家の青年ジュリヤン・ソレルは町長レナル家に家庭教師として雇われ、レナル夫人と恋仲になってしまう。しかしジュリヤンは立身出世を夢見、出世への近道として神学校へと旅立つ。さらに軍人へと転身し、侯爵家の令嬢と婚約するが……。


現代より明らかに宗教というものが重く存在している時代。
それに従うキャストたち。
それでも裏ではしっかりそれぞれの欲望に従って行動している。
今どきの映画と違ってそのあたりが微妙でわかりづらかったりして
予備知識がないと辛い映画でした。