
岡山に住む
母方のおばあちゃんから
「車庫の柱が2本腐ってね・・・・
知り合いが応急処置だけは
してくれたんじゃけど・・・」
ばあちゃん困ってるなら行かねば!!
∑(=゚ω゚=;)
てなわけで岡山まで行ってきましたよ。
「柱が2本腐っている」との申告から柱材を2本積んで。
亡くなったじいちゃんが使っていた車庫は築50年程。
開業医で昔は外車などに乗っていたらしい。
2009年頃から体調を崩していたのだが
治療などは一切行わず2010年に亡くなった。
だから死因はわからないまま。
変わったじいちゃんだった。
さて車庫を見てみる。
ばあちゃんの希望として
①倒壊が怖い。
②3台分停められるようになっているのだが
区切りが白線などではなく
レンガが半分だけ埋め込んである。
切り返しし辛いし躓くので邪魔。
固定資産税などの関係からいっそ壊しては・・・・
おばあちゃん自身車は運転しない訳だから・・・・
それでもやはり建てたままにしておきたいそうだ。
一番ひどいのは道路側から見て2本目の柱だ。
応急処置といえるかどうかわからないが
ユニークな処置が施してある。
押すと動く(汗)
道路側から見て3本目の柱。
確かに補修しているといえばしてる・・・のかな?
たけど青丸部分の筋交いが腐ってプラプラしていた。
赤いのはブロック基礎側から伸びているボルト。
基礎ボルトは錆びてはいたがナットもスムースに回すことが出来た。
さて道路側から見て4本目、一番奥にある柱。
残念だが根元が腐っていてプラプラぶら下がった状態だった。
道路側から見て一本目・・・
右側のやや黒っぽい方。
腐食が始まっていた・・・。
左の白っぽく銀のカップに乗せられている方の柱は横浜から持ってきた柱。
仮支えの為に立てた。
ということは
道路から見た
左側全ての柱が
腐っていた訳だ。
凄いバランスで建っていたのね。
レンガはハツリ作業で簡単に撤去出来る。
大き目のハンマーに太いアイスピックみたいな道具で割っていくだけ。
空いた穴にはアスファルトかコンクリートなどで埋めるのだが
今回は左官道具を持ってきていないのと
時間の関係で次に岡山に来た時に行う。
柱を2本挿げ替えるだけだと思っていたので材が足りない。
近くにホームセンターがあるかを調べると近くに「ナフコ」というお店があるらしい。
車でほんの数分の所だった。
木材の種類も豊富でIMASARAも大興奮のお店だった。
この車両は数年前、とあるマツダディーラーに下取りとして入庫された。
しかし減価償却と故障個所の多さから
マツダの業販部が処分に困っていたのをIMASARAが引き抜いてきた車両なのだ。
故障個所の部品もマツダの関係者からいただいた。
ただに近い値段だったはずが色んなシーンで大活躍である。
サブロク合板は中に積めるし柱もルーフに載せられる。
福島の仮設住宅に住む人達の役にも立てたし、この車が時々物凄く男前に見える時がある。
もう抱かれてもいい。
ちなみに銀のカップのようなコイツは「柱受け」という物なのだが・・・
このように柱よりも小さ目な規格で作られている。
機械でもノミでもいいから少し削らなければ入らない。
電動のこぎりで数ミリ切り込みを入れてノミで削る。
1本5分。
もう自分は大工さんも出来るんじゃないかと錯覚する。
柱を利用しジャッキアップなどしながら新しい柱と
腐っていない古い柱の3分の1以上の高さ
(古い柱は水と多く触れた下側から腐る)とをコーススレッドで固定していく。
ジャッキは当然車載されている物を使った(笑)
夜は和室で寝るのだが
うちのワンコは和室が苦手らしい。
なんか目がビビっている。
筋交いを45度で取り付け
2本目と3本目の下側を古い材の健康な場所から切り出して連結。
時間切れとなってしまった為、中途だが横浜へ帰ることに。
今回はあくまで応急処置。ただ車庫が倒れたりする危険は無くした。
時間を見つけて仕上げに戻る。
しかしこうしてみると大きい車庫だ。
IMASARAの自作車庫よりもずっとスペースがある。
色んな作業が出来るだろうな・・・・。

昔はこう思ってた時があります。
「車屋でもないのに不人気車を格安で入手するルートを知っていたり
大工でもないのに過ぎたる日曜大工の知識があっても何の役に立つのだろう」
いや、やっぱり無駄な知識なんてないのかもしれないね(*'ω'*)
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車以外のDIY | 日記
Posted at
2020/09/26 11:47:37