7月21日。
車検を終え帰宅するプレリュード。
この前日に4th指南書を作り続けられた
kingpoo師匠がプレを降りる事を報告されている。
IMASARAがkingpoo師匠のプログにコメント入れたのは8月7日だが
自分のIDとパスワードを思い出すのに時間がかかっただけ。
(///ω///)ハズカシーッ
ちゃんとkingpoo師匠のブログは読んでいたのでとても複雑な心境の車検だった。
ただkingpoo師匠への感謝が途切れることは無い。
ちなみにみんカラに「ファン」という項目が導入された時
kingpoo師匠に真っ先に登録したのはIMASARAである。
ほかにも真っ先にファン登録させてもらった方が3人いらしたが今は内緒。ウフフ。
マイプレはIMASARAで3代目オーナーという形にはなっているが
2代目オーナーはブローカーの一時名変なので実際はIMASARAが2代目オーナーといえる。
初代オーナーは1993年に定年で会社を引退されたある方が
「自分にとって最後の、そして久しぶりのMT車」として新車で購入されたのだそうだ。
ただやはり久しぶりのMT、クーペ独自の車両感覚の掴み難さから
あまり乗ることはなく、車庫に眠らせてばかりだったという。
12年で約3万kmしか走らせないまま初代オーナーは亡くなった。
初代オーナーの情報は2012年
偶然初代オーナーの奥様だった方とお会いする機会があり教えていただいた。
IMASARAがこのプレを譲り受けた段階では屋根なし保管だった。
当時ライター業がメインだったIMASARAは仕事が遅い男として有名だった。
催促する編集者から逃れる為の場所は逗子海岸だった。
今にして「プレに対して厳しかったかな~」と思うことは海沿いに置いておく時間が多かった事。
だけど整備やワックス掛けは怠らなかったので塗面に対しての心配は
あまりしてなかったと記憶している。
そういえば、この頃のプレにはオーディオを付けていた。
当時は同乗者がおり、同乗者のリクエストに答えたものだ。
もともとオーディオも趣味としていたし結構プレにも真剣にDIYオーディオを載せていた。
シナアピトン合板やパーチ合板など、試行錯誤して小径ウーファーボックスを自作。
「ちょっと高めの肘置き」として使えるように結構頑張って製作した。
なかでも一番拘ったのがフロントスピーカー。
ボーカルが一番キレイに再生されやすい8cm口径のフルレンジ。
外からでは見えないが実は塩ビ管をボックスとして駆使したスピーカーだったのだ。
だが2008年。
IMASARAにとって大きな人生の分岐点を迎える。
当時住んでいた場所から現在住む場所への引越し。
本当はこんな場所になど引っ越したくなかったが従うしかなかった。
とても大きなダメージを受ける分岐点だった。
いずれ書こうと思うが、人生が大きく傾むいた。
それ以降IMASARAの人生は下り坂をまっしぐらなのだ。
プレにとってもあまり良い環境とはいえなかった。
以前住んでいた場所は屋根無しとはいえ四方を建物に囲まれていたので
直射日光に当たる時間は意外に少なかった。
画像は夕方に撮ったものだが
引越し先では一日を通して直射日光の当たる時間の多い場所に
プレを置かざるを得なくなったのだ。
ちなみにフロント側が東でリア側が西。
直射日光だけではなく
水はけの悪い場所でもあった。
下の画像はV-テッ君♂さんのプレなのだが
プレ後方に水溜りが出来ているのが見えるでしょ?
この日の前日は雨でした。
右側の壁にはお隣の物置からの雨水が此方に落ちてくる痕が分かります。
豪雨があると庭には池が発生、
物置の屋根で集められた雨水は3メートル下の土に落下。
翌日のプレには結構な泥跳ね。
晴れれば直射日光と照り返し。
雨が降れば長く続く湿気。
1週間乗らないとローターはご覧の有様。
まず高い湿気を何とかしようと思い立ち
庭に排水設備を施す事にした。
排水設備といっても家の雨樋からの排水設備に流し込む単純な物。
最終的に3箇所、このような排水経路を作ることで庭に池が発生することは無くなった。
この頃考え始めたのがプレ用の屋根である。
つまりカーポートだ。
出来るだけ長くプレリュードと付き合っていたい。
木工は学生時代によくスピーカーを工作していたし、
基礎に関してもDIY経験が少々ある。
何より昔、軽井沢プリンスホテルで索道とログハウスなどを作らせられた経験がある。
下画像は以前住んでいた家なのだが都市ガスではなくプロパンガスだった。
土の上にスペーサーを介して直置きしていたのだが
重量で土が沈み、転倒防止のチェーンを引っ張るのでチェーンを固定した外壁が浮くのである。
それが嫌で砕石を付き固め、コンクリートを打ったあと
インターロッキング(だったかな?)でプロパンガス用の基礎とした。
IMASARAにとっては初の基礎作りとなった。
素人にしては良く出来たと記憶している。
穴を掘り、砕石を付き固め、型枠を作って穴の開いた束石を置き
コンクリートを流し込んで基礎を作り柱を建て
素人でも簡単に作れる構造を意識して作っていく。
ついに素人による自作カーポート作りが始まってしまうのであった。
つづく