3月30日のブログで、RnineTのクラッチマスタ交換について書きましたが、その後クラッチの遊びが次第に少なくなり、終には完全に無くなって、クラッチを握らなくても走行中半クラッチ状態になってしまうトラブルが発生しました。
ブリーダーから液を少し抜くと回復するのですが、暫くすると又同様の状態になり、クラッチマスターをメーカーに送り返し、原因を究明して頂くことにしました。
ゲイルスピード(アクティブ)の対応は極めて良く、丁寧で納得できる説明がありました。
結論から言うと、私の思い込みよるミスが原因でした。
実は最近のBMWはクラッチフルードにミネラルオイルを使用していて、そうとは知らずゲイルスピード指定のDOT4(グリコールエーテル系)を入れてしまい、それまで入っていたフルードも当然DOT4だと思っていましたから、スレーブシリンダ内には未だ大量のミネラルオイルが残っていて、それがクラッチを操作する度に上昇して(DOT4より軽い)マスターのシールを膨潤し、バイパスを塞いでしまったと言う訳です。
もし同じことを考えていらっしゃる方が居たら絶対やめて下さい!!!
こちらのミスですから修理は当然有償、マスターが戻ってくる間にミネラルオイル(フルード)がそんなにゴムを膨潤するものなのか実験をしました。
左のキャップにはDOT4の液にRnintのフィッティング部分に使われていたOリング(小)と、普通の耐油性パッキンを浸し、右上は同じ耐油性のパッキンに排出したミネラルオイルを滴下して24時間以上放置してみました。
結果はDOT4に浸した方は大小両方とも変化無し、ミネラルオイルを滴下した方(写真左)は液に触れていた部分が完全に太ってしまい(^^)リング自体が変形しています。
RnineTのフルード指定はミネラルオイルですが、DOT4に浸けた純正のOリングが無事だったので、スレーブシリンダーのピストンシールも大丈夫なのでは?と一縷の望みを抱き、マスターシリンダーが修理から帰ってくる間に、スレーブシリンダーに残ったミネラルオイルを排出しておこうと、取り外しました。
スレーブシリンダー
取り外してビックリ、
ピストンが固着して正常な位置(Cクリップのストッパ)まで戻っていません(汗)
それどころか思いっきり押してもビクともしません。
シリンダー壁にはゴムが削れたカスがモリブデングリスの様にベットリ付着していて、このスレーブシリンダーが終わっていることを知りました(泣)。
こうなると折角購入したゲイルスピードのマスターは使えない訳で、新品のスレーブシリンダーを購入して、純正のレバーを使うしかない訳ですね。
そうと理解しても、一応分解はしてみることにしました。
コンプレッサーで空気を送ると、かなり圧が高まって、もう抜けないのかな?と諦めかけた時に、漸くピストンがストッパに当たるまで出てきたので、Cリングを外し、もう一度空気を送ると「パン」と言う音と共に、ピストンとバネが飛び出して来ました、勿論ウエスに包んだ状態でです。
ドロドロのピストンとシリンダーは洗浄してあります。
ピストンから外したシールのリップは欠損していて、シリンダー壁と接触していた部分はザラザラに削れています。やはりDOT4に侵されたと言うことなのでしょう。
無いものねだりかも知れませんが、ゲイルスピードにミネラルオイル対応のオプションパーツがあれば問題は無いのですが、ナニが何でもゲイルのマスター使うとしたら、スレーブシリンダーのピストンシールがDOT4対応(コレが普通^^)のヤツを探すしか無いってことですね。
ピストンの外径は24mm、何処かに落ちていないかな~~~。
それにしても、メーカーからしてカスタム推奨が売りのRnineTが、気軽にクラッチマスター一つ交換出来ないのでは何だかな~~と思ってしまいます。
RC30を購入して10年以上は毎年3~4回は伊豆半島を走りに行っていたのですが、7~8年前エリーゼで行ったのが最後になってしまい、それ以来全く無沙汰でした。
いつも日帰りだったので、バイクの時は大抵4時頃出発していましたが、エリーゼでも同じ時刻に出発。
富士山スカイラインを通り、御殿場から、箱根/芦ノ湖/伊豆スカイラインを走って
冷川で下り、県道59号の超狭いワインディング(マップルお勧めでしたが二度と走りたくない^^)をのろのろ移動し、
仁科峠から西伊豆スカイラインを走り、修善寺から伊豆スカイラインに登り、河口湖付近の渋滞を避けて再び富士山スカイラインを走って、一度は見ておこうと
白糸の滝を見学してから帰りました。
帰宅は20時。
休憩はトータルで1時間位でしたから、正味15時間も走ったのは久し振りでした。
走った距離は750Km位でしたが、何度か道を間違えたりしたので、それが無ければ700Km位だったと思います。
でも順調であれば土肥まで下りて海岸線を走っていた筈なので結局走行距離も帰宅時間も同じだったかも知れません。
エリが身軽とは言え、やはりバイクの様にはいきません。かつては800Km位平気だったんですけどね~(--;
体重は案の定2Kg減っていて、今日になってもリバウンドしていません(^^)
バイクだとあまり体重の変化が無いのですが、エリはテキメンに効きます。
ツーリングシーズンが始まりました カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2019/04/25 00:11:04 |
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空調制御盤補完計画 最終章 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2013/03/27 18:16:30 |
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ホンダ RC30 新車購入以来今年で26年目 未だに最新のSSと遜色がありません 10万キロ超えです |
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ロータス エリーゼ ホンダS600以来個人名義としては36年振りの車は、やはりライトウエイトスポーツでした。 |
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BMW R nineT モーターサイクルライフ最後?に来て、漸くシックリくるマシンに巡り合えた様な気がしています。 |
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ヤマハ SRX600 20年以上前のシングルですが、今でも楽しく走れます |
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