昨日の日記の続きです。
発泡ウレタンを充填し、
一晩異様な光景のまま放置した後
車体からウイングを取り外します。
そうすると…
調子こいて吹き付けすぎたせいか、
内部はまだ固まってなかったりしますので
その付近のゴミを簡単に取り除いた後、
霧吹き等でかるーく水分を与えました。
そうすると、割とすぐに発泡・固まります。
(あくまでもスプレー缶タイプの物であれば、ですが)
で、大まかな形状にカット!カット!
カッターナイフ等でサクサク簡単に切れるので
ちょっと楽しいひと時です。
カットした後、イメージを掴む為に車体へ乗せてみました。

ヤケにウイングの取り付け部分が汚れてますね。
このままだととてもスムーズにハマるんですが
発泡ウレタンですので、フカフカな上に強度はありません。
強度を出すためにこの上からFRPで被います。
スプレー缶タイプの発泡ウレタンは、
一般的なFRPに使われるポリエステル樹脂を塗ると溶けるらしく
サーフボード用等の、
発泡ウレタンを溶かさない樹脂を使う必要があるそうです。
私は、試す時間も材料も勿体無く感じたので
アルミテープで発泡ウレタン部をコーティングしてしまいました。
テープ部分からはみ出して積層すれば、接合も出来て強度も出るでしょう。

ホントに出来上がるのか?っていうカンジです。
ここからFRPを積層していきます。
今回は3層にしました。
面倒くさかったので(爆
FRPが乾くのを待つ間に、車体へ養生を施しまして
FRPが乾いたら、乗せてパテ盛りへ。
ウイングとボディー・トランクの接合面はFRP乗せただけじゃガタガタですから
その「際」をキレーに出すためパテを盛る、っていうか詰めます。スキマに。

段々見れる形になって来ました。
後は、乾いたら研磨して確認、窪み等へ再びパテ盛り・・・を、気の済むまで繰り返します。
ただ削りすぎると…せっかく積層したFRPが薄くなり、穴が開いたりしますので
程ほどにしないといけません。
穴が開いたら埋めりゃいいだけなんですが、手間が増えますので注意するに越したことは無いでしょう。
私はガンガン削りすぎて穴あけました(笑
今回、仕上げには薄付けパテを使わずに
FRPの樹脂へタルクを少量混ぜた、樹脂パテを塗りこみました。
粘度としては、サラダ油くらいですかね。
ハケで全体に、タテヨコへと塗りこんで乾かした後、研磨です。
個人的には薄付けパテ使うより手っ取り早くキレーに出来たんですが、
この使い方は邪道でしょうかw
ここまで来れば形成はほぼ終わりです。
次は固定方法を考えましょう。
基本的に継ぎ足した部分は絶対的な強度が足りないと思いますので
ウイング本体に固定したいと思います。
が、
そう都合よくネジ穴なんか開いてませんよね。
タッピングビスで固定する方法でもいいんですが
取り外しを繰り返しているうちにネジ穴が広がったり、
ネジが利かなくなったりしても嫌です。
そこで閃きました。
以前ホームセンターで見かけた、
手の入らない中空部にナットが着けれるターンナットっていう物があったハズ。
思い立ったが吉日!
買いに行ってみるとありました、ありました。
2個で450円。
これは・・・地味に高いな(汗
個数必要になると結構な金額になりそうですよね。
今回は予備も考え、2セット(4個)購入。
こんなやつです

使い方は板って簡単。
ターンナットが入る位の下穴を開け
ターンナットを挿入。
その後ボルトで突っついてやると、中に入ったナットが回転し
ボルトと噛み合います。
そこで閉めこんでいくと固定が出来るっていうワケです。
…文字だとややこしいね。
コレをウイングへ固定すれば、
取り付けに必要な加工は完了です。
後は塗装をし、車両へ乗せて完成!です。
さて。
出来るかどうか綱渡り状態でのDIYでしたが
思ったよりかは上手く出来ました。
私は普段、ホルツのコントール・カタロイペースト等
ホルツのパテを昔から愛用しています。
今回在庫が無いとの事で、ソフト99製のパテを変わりに購入し
久しぶり(5年ぶり)に使ったんですが、乾燥時間が長いような気がしました。
乾燥を待ってる間に作業飽きてきます(笑
割と直ぐに硬化が始まるホルツに比べれば
急いで施工しなくて良い分、楽と言えば楽なんですが
ヒートガンで加熱しても中々固まってくれないのには参りました。
買ったパテが古かったor劣化してたんでしょうかね?
作業に飽きてきてしまったため
最後の最後で雑仕上げになりました(爆
1m以上近づいちゃイヤ-----(*゚∀゚*)-----ン!!!! な仕様です。
今後は、再度研磨してもう少しマシにする予定です。
以上、面倒なこと極まりない加工レポートでした(笑
Posted at 2009/04/01 00:53:02 | |
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