ちゃっちゃと完成させないといけません。
おもむろにトランクの内装を剥がし、ナット類を外したら
デカいマイナスドライバーをスキマに差し込んで~
こじる! こじる! こじる!
ヘンな所をこじるとボディが凹み、自分も凹みますので!
程よい場所を見つけながらこじります。
この辺は何度もやってる作業ですので、あっという間ですw
んで、摘出しましたら
ヒートガンでウインカー部分を加熱していきます。
このとき、加熱しすぎるとレンズが曇り、使い物にならなくなりますので注意!
R33のウインカーレンズは細長いので、
片方からこじると割れます!
こんな風に。
レンズを交換する予定だった為、気にせず力尽くで外しましたが
マネをしないようにしてくださいw
で、レンズを外したらアルミテープ(ツヤあり)をハウジングへ貼り付けます。
貼らなくてもいいですが、少しでも反射効率を上げるため貼りました。
あと、ハウジングが明るくなりますので、イメージも変わって一石二鳥!
で、肝心の回路を組み込んだ写真を撮り忘れてますが
レンズをかぶせて点灯チェックをして見ます。
まずはウインカー
続いて青イルミ
上々の出来です。欲を言えばウインカーとイルミの間に仕切りを付ければ良かったかも。
で、今度は水漏れが起こらないよう
シリコンシーラントでガッチリシーリングしてやります。(もう再度分解する事は考えませんw)
で、外側のパネルをくっつけて・・・完成!車両へ取り付けましょう。
続いてはLEDゆえの弊害、ハイフラ対策です。
ウインカーの点滅って、電球の消費電力にあわせてあるので
電球よりも消費電力が低いLEDをつけると、当然ウインカーが高速点滅します。
このままじゃイケナイので、適正な速度に調整してやります。
1分間に80~85回くらいを目標としました。
対策する上ではいくつか方法があって
1:セメント抵抗を使う
2:ICウインカーリレーを使う
3:純正リレーを改造する
っていうのが一般的な方法でしょうか。
他にも見えない場所に電球をつけてごまかす、という方法もありますが
発熱や設置場所の面から実用的じゃないですね。
で、今回は上記3番の、純正リレーを改造して対策します。
大体、どの車も運転席周りにリレーがあると思いますのでリレーを外してやりましょう。
純正リレーを改造する場合は、前後ともLEDになっている必要があります。
前が電球で後ろがLEDとかの場合ですと、ハザードで調整しても
ウインカーでは消費電力が大きく(電球一個分)変わりますので、
ハイフラになるか遅くなるか、いずれかのトラブルになりますから注意してください。
ハザードスイッチ類と同じ、ナイルズ製のようです。
コレを細いマイナスドライバー等でこじって分解しますと
こんな風に中の人が出ます。
ちょっと、ピンボケてますね。
この、コンデンサー(中央にある黒い円柱)に電気が溜まると
リレーがON(ウインカー点灯)になり、
使い切って無くなるとリレーがOFF(ウインカー消灯)になり、
また電気をためるとリレーがONになる・・・
ってのを繰り返して点滅してるようです。
ということは、このコンデンサーに入っていく電気の量を変えれば
充電→放電の速度を変えることが出来る、つまり点滅速度を変える事が出来るよね?
って事で、
コンデンサーに繋がっている抵抗を可変抵抗に置き換えます。
今回は500Kオームの小型可変抵抗を使用しました。
3本ある端子の真ん中を、左右どちらかに接続して配置しましょう。
でもこの可変抵抗、メモリが無い上にダイヤルがグルングルン回るので、かなり使いにくかったです。
それを、こんな風に置きました。
意外とスッキリ収まりますね。
後はこの状態で車両へつないで、ハザード点灯。
確認したら、丁度いい点滅具合になるよう
車両からリレーを外して、ダイヤルを廻して調整します。
点灯チェックくらいじゃリレーは壊れませんので
最適な点灯速度になるまでがんばって調整しましょうw
ハザードを出してタイマーで20秒計ったところ、27~8回といったところでした。
そうすると1分間には81~84回といったところなので、目標達成!調整完了です。
この調整に1時間くらいかかりました。
後は元もとのケースに回路を戻し、車両へ取り付けて、すべての作業完了となります。
いや~、やっと作り終わりましたw
どうか、もう水槽になりませんように(-人-)
Posted at 2009/08/27 00:25:12 | |
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