
ドイツは
フックス社製の
セラミック系焼付き防止剤です。
主に、
プラグのねじ山やホイールナットのネジ部分、ブレーキの鳴き止めや熱の入るボルトナット類の焼付き防止に有効です。
右側は
阿部商会取り扱いの
スプレータイプです。
左側は
マコトフックス社取り扱いのペースト状のものです。
この手の焼付き防止剤は色々なタイプがあり、
カッパー系、
セラミック系、
モリブデン系、
テフロン系など様々です。
中には聞いた事の無いような成分のものもありますが、
用途は殆ど同じです。
どれがいいのかって言うと・・・良くわかりません。
以前は
ワコーズのスレッドコンパウンドを使っていましたが、コレを手に入れてからはコレばかりです。
ちょっと不満な事は、
セラミック系故に結構白くなってしまいます。
ホイールの勘合部などに塗布すると、結構気になります。
最近では、ホイール勘合部分は他のケミカルを使っています。
プラグネジに塗布すると、
次からの作業が大変楽になります。
固着などは全く無くなり、本当に締まっていたの?なんて感じで緩めることが出来ます。
耐用温度は-30℃~1200℃となっておりますので、車関係でしたら
殆どの部分で使用可能かと思います。
マフラーのフランジ部分やエキマニ近辺などの熱によるボルトナット類の固着防止には絶大なる威力を発揮します。
スプレータイプのものは、ちょっとスプレー缶の圧が高すぎて結構飛びます。
しかも、セラミック粒子が白色・・・気になります。
それに、噴射前結構な勢いで振っておかないとマトモに粒子が出ません。
そう考えれば
ペーストの方が使いやすいのですが・・・
この缶、
1本¥9800です。
素人が使うと、
一生分どころか”三生分(?)”位あります。
孫の代まで持ちます。
そう考えれば安いのか?
もう少し小分けできないのでしょうかね。
また、フックスのケミカル類全般にいえるのですが、出来るだけ
消防法など規制の掛からない方法で製品をリリースしています。
法規制があると、工場などで使うとき結構ややこしいのです。
引火や爆発の危険性がありますので。
さすが、
産業機械向けの潤滑油メーカーです。
そうなんです、今でこそ欧州車乗りの方には絶大なる信頼のあるオイルメーカーですが、元々は
産業機械向け潤滑油メーカーです。
今でも、主流はそちらだと思います。
いち早くKawasakiワークスがこのメーカーを採用したのも、この関係からか?
現在、
阿部商会や
マコトフックス、
化研産業等で取り扱いがあります。
また、阿部商会経由で模型の
”TAMIYA”からも数種類販売されています。
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おすすめケミカル | 日記
Posted at
2008/09/15 20:30:43