
久しぶりの
工具ネタです。
車なりバイクなりに興味を持ち出すと、いずれ
自分専用のガレージが欲しくなってきます。(オイラだけか?)
ま、恵まれているのかどうかはわかりませんが、
ぴよ?家には
それなりのガレージがあったりします。
田舎者ですので、
ガレージという名の
倉庫納屋(なや)・・・
別名
ガレキ置き場とも言います。
(嫁談)
ガレージが手に入ると、
中の設備や工具が欲しくなってきますよね。
オトコの子だから仕方ありません。
最初はレンチなどの
ハンドツールから揃えていくのですが、ある程度揃ってくると今度は
エアツール(空圧工具)に手を出し始めます。
ここまで来たら、ちょっと
”ヤバイ路線”です。
このエアツールを使おうとすれば、必ず必要になるのが
”コンプレッサー”なる代物です。
価格の方もピンキリで、
上を見ても最上階が全く見えません。
普通は
100V1馬力程度の
タンク容量30~40L程度のそれなりの物を買うと思います。
単相100Vで3馬力なんてモデルがありますが、
絶対ウソです、アリエマセン、
多分測定方法が違うのだと思いますけど。
理論的には100V15Aでは0.75kW(約1馬力)しか出ません。
これが、
もっとヤバイ路線を突っ走りだすと、
3相200Vのモデルが欲しくなってきます。
個人で、しかも休みの日にしか動かさないような人がこれに手を出すと、
まず間違いなくこの世界から出て来れなくなります。
エアツールの使い道は、大体相場は決まっていまして、
エアインパクト、エアブロワ、エアダスター、サンドブラスト、エアガン、エアポリッシャー、エアサンダー、エアラチェット等ですね。
エアダスターやエアスプレー、サンドブラストなどを除き、
殆どが電動工具と被っています。
電動工具なら、通常のモデルですと
単相100Vのコンセントに差し込めば、電気料金の滞納が無い限り何もしなくても普通に
”ギュイ~ン!”と動きます。
充電式インパクトレンチも最近のモデルは
18V等の
高出力バッテリーが搭載されており、中には
400Nmに迫ろうかって言うモデルも存在します。
そうなってくると、
実際の所エアツールは物凄くコストの掛かる工具だってことがわかります。
コンプレッサーを始め、
各種エアツールを買うのにお金が掛かります。
それは
電動工具でも同じなのですが、
動力の源に
物凄くコストが掛かっている事がわかります。
コンプレッサーは
電気を使ってモートルを回し、その
モートルの回転運動を
クランクで往復運動に変換しピストンを動かして圧縮空気を作ります。
一方電動工具の方は、
電気を使ってモーターを回し、その回転運動をそのまま使用します。
つまり、
エアツールの方が1過程多いのです。
電気から圧縮空気へ変換してそれを使う・・・
無駄な動作が入っています。
オイラも心置きなく
”プシュ~”なんてやっていますが、あの
圧縮空気って考えてみれば
物凄く高価なものなんですよね。
毎日毎日業務でエアツールを使うような人や場所ならそれなりにメリットもありますし、
安全上エアツールしか使えない場所もあります。
安全上使えない場所っていうのは、
電気でモーターを回すと必ずと言っていいくらい目には見えませんが火花が飛んでいます。
可燃性の蒸気が存在している場所などでは絶対使えません。
こういった場合、
エアツールの出番です。
あまりに濃度の高い場所ではエアツールも使えませんけど。
あっ、こういった危険な場所では
ハンドツールも特殊な物を使用します。
仮に
落下や何かと接触させても
火花の飛ばない特殊な防爆仕様の工具類が存在します。
ある意味
”エアツール環境を整えてこそ、エンスーの仲間入り”なんて雰囲気もありますが、
湯水のようにお小遣いの使える人は別として、普通の一般的な人なら
ガンガンコンプレッサーを回していると、次の月の電気料金明細が来た瞬間、家庭での居心地が悪くなると思います。
ま、こんなコスト意識を持って遊んでいても面白く無い事は十分わかっていますし、オイラ自身ガンガン使っています。
でも、
本当にこのエアツールは必要なのか?なんて言われると
返答に困ります。
ひょっとすると、
見栄やハッタリだけで使っているのかもしれません。
コンプレッサーを回している時のあの電気メーターの回り方・・・
オイラはいつも見なかったことにしていますけど・・・
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Posted at
2009/03/26 22:55:06