壊した　VS　壊れた

壊した・・・
壊れた・・・
文字で見てみると平仮名一文字の違いです。
たったそれだけなのに、大きく意味合いが違います。


昨日、いつもよく行くトトロのパン屋さんに行きました。
先週から一週間のご無沙汰です。

入り口が自動ドアになっているのですが、最近よくある外から入るときはセンサー作動で扉が開き、中からはドアの所についているタッチパネル（ボタン？）で開く仕組みになっています。
以前から、店のお客さんでパンを買って外に出るときやたらと”バン！”って思いっきり叩く人が結構いました。
いい歳コイたオトナからクソガキまで・・・
オイラ的には物凄く気になっていました。

で、一週間行っていない間に壊れてしまいました。
お店の人も気になっていたようで、大きく”優しくさわってね！”なんて貼紙をしていました。
それが遂に・・・
一体何なのでしょうね、ほんとに。

仮に、自分の家のドアや自分の車をそんな風に扱われたら、どんな気がしますかね？
会社の動力車でもそうですが、アンタ自分の車やったら絶対そんな運転せぇへんで！なんて荒い運転をする人が沢山います、壁や危険防止柵にぶつけてもお構いなし。

オイラの会社は工場ですので営業部門はありませんが、営業車を沢山所有している会社では、結構こんな問題あるんじゃないのかな～。
営業車は運転が荒い・・・そう言われている背景にはこういった問題があるのかもしれません。
自動車保険でも、仕事で車を使う場合は保険料がUPされますよね。
走行距離が多いだけではなくこんな問題もあるからでしょう。

車だけではなく、会社で使う機械類でもそうです。
現場から”壊れた～”なんて言って来ると、オイラは真っ先に”壊れたんかい、壊したんかい、どっちや？”・・・
問い詰めると、殆どの場合が”壊した”です。


自分の所有物がそんな扱いをされたら気分が悪い訳でして、もっとそういった気持ちを持って欲しいです。


物には必ず”作った人”がいる訳で、仮に自分が一生懸命作った物が、そんな風に扱われたら悲しくなりませんかね？


オイラは別に自慢する訳ではないですが、それなりの工具類を使っています。
良い工具＝高価な工具・・・では無いのですが、やはり身銭を切ってそれなりの工具を買うと、まず自分自身が工具を取り扱う時の姿勢の変化に驚きます。
絶対荒い使い方はしません、放り投げません、なるべく落下させないように気を使います。
地ベタには絶対置きません、必ず何かの上に置きます。


物は大切に取り扱ってください、彼女や奥さんを扱う時のように・・・