2009年06月19日
一体誰の為の何の為の”エコ”なのか?
イワク付きで見切り発車した”エコポイント制度”のポイント引き換え対象物が決まり始めたようです。
各種カードなどのポイントに交換や、公共交通系のICカードにチャージできたりと色々ですね。
ま、各種公共交通機関系のICカードへのチャージはもっともだと思います。
このエコポイント制度の為に、国民一人当たり2500円程度の税金が投入されています。
でもこの制度を始め、最近では自動車購入にも大判振る舞いですよね、我々の税金が・・・
”減税対象車”とか”購入補助金対象車”など色々ですね。
当然どのクルマも”低燃費”が売り文句です。
今の時代、どれだけパワーが有るとか言っても購入対象にはならないし、まさに時代遅れな宣伝文句です。
でも、昔からそうなんですけど、売り文句や宣伝文句の”王道”は、コレを購入すれば購入する人の懐具合がどうなるかって事です。
つまり、購入する人がどれだけ得をするかという事を前面に押し出さなければ何も売れないのです。
最近流行りの”エコブーム”ですが、漠然としすぎて自分の懐や生活にどう影響するのか実際の所ヨクワカリマセン。
そういった漠然とした事を前面に押し出すより、減税でどれくらい安く買えるとか、どのくらい他の物より安く使えるかなどを前面に押し出した方が売れるし明解です。
人間は数字に弱いのです、数字は人を騙しやすいのです。
所詮人間なんてものは、自分勝手で自己中心的な考え方の塊なんです。
税金を投入する方も、もっとよく考えていただきたい。
前から某大手自動車メーカーの宣伝が物議を醸し出していますが、本当に買い替えることがエコなんでしょうか。
排ガスや燃費だけでエコを語る事が出来るのか?
製造工程は?使っている部品の素材は?・・・
もっと言えば、会社の建屋はエコですか?省エネにどのくらい取り組んでいますか?工程に無駄やロスは本当に無いですか?
従業員はエコな通勤をしていますか?無意味な残業をしていませんか?無駄な出張をしていませんか?などなど、言い出したらキリがありません。
自動車だけに限らず、テレビや冷蔵庫、洗濯機もそうです。
なんでトータルで見れば消費電力の多い大型TVが小型TVよりエコポイントが多いのか?
あんな大きなTVが必要な有意義な番組をやっているのか?
ムダに肥え太った洗濯乾燥機より、洗濯板の方がエコじゃないのかな?
そのムダにデカイ冷蔵庫、要らない物沢山入っていませんか?
いつの間にか干物になっている魚とか、自家製ビーフジャーキーとか・・・
本来はこう有るべきだと思うんですよね。
今まで無駄にデカイTVを持っていたが今後は改心して小さなTVにします。
洗濯機はもう使いません、ジャマクサイですけど洗濯板で洗います。
毎日要る分だけ買い物をして帰ります。
今まで車に乗っていましたが、今後は車を手放して公共交通機関にします。
こういった神様のような人に税金を投入した方が本当のエコじゃないんでしょうかね。
”エコ”と言う名前を借りた”景気対策”なんでしょうけどね。
それならそれって言えばいいじゃん。
バカが”オレはエコしてるんだよ!”なんて勘違いしないためにも。
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ウダウダ | 日記
Posted at
2009/06/19 19:48:42
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