GT-R消防車って・・・

なんかちょっとした騒ぎになっていますけど・・・

ニュルブルクリンクにGT-R消防車出現！

確かにすごいとは思いますけど、消防車ってモンは、こういった”色目”でみるようなモンじゃ無いんですよ。
動力性能がどれくらいすごいのかは知りませんが、ラップタイムにしても”プロのドライバー”が”レーシング走行をして”出したタイムでしょ？

実際にこの”消防自動車”を運転する人がそんなタイムで走れるのかどうか、はなはだ疑問ですね。
あくまで”消防自動車”なんだから、”消防設備能力”で勝負してもらいたい。

実際能書きのラップタイムで走れる”レーシングドライバー”や"テストドライバー”が、この”高性能な消防自動車本来の消火能力”を引き出せる”消火技術や消火に関する知識”を持ち合わせているのかな？


燃えている車の消火より、先に”人命救助”じゃないのかな？
こんな車じゃ、怪我人の搬送も出来ないよね。
物が燃えたところで札束を積めば大丈夫ですが、人の命が無くなれば札束を積んでも帰ってきません。

こんな車より、例えばこのGT-Rのシャーシに”キャラバンのボディー”を被せた”モンスター救急車”の方が、世界各国で需要があると思いますけど、どうでしょうか？

先日の英国警察へ納入された”IS-F”に対抗していることは間違いないと思いますけど、もう少し目線を変えて物事を考えないと・・・


本当にニュルブルクリンクに恩返しがしたいのなら、例えば緊急時の連絡設備の充実とか、安全面での設備の充実とかを考えたほうがいいんじゃないの？

日本の一流企業として、日本の一流企業にしか出来ないことをやっていただきたい。