2011年03月12日
野戦病院
心配だから病院へ・・・
通常なら絶対勧めるオイラですが、災害時は少し自重して頂きたい。
どこの病院も現在”野戦病院化”しています。
受け入れの出来る病院の数も限られていますし、そもそも病院自体が被災している所が多いです。
スタッフの数にも限りがありますし。
気をつけて頂きたい事
今の状態ですと、”公助”は期待出来ません。
近隣住民での救助活動になると思いますが、くれぐれも自身の安全を確保してから作業開始してください。
出来ればプロに任せることがいいのですが、今の状態だとそうも言ってはいられません。
必ず自身の安全確保が最優先です。
血液感染には絶対注意してください。
他人の出血部分に触れる可能性がある場合は、必ず防護用のグローブを着用してください。
入手出来ないのならコンビニ袋や、それも無ければ衣類などを使用してください。
他人の血液や体液は”毒”と言う事を再確認してください。
紐などを使用した止血は絶対”ぺけ”です。
原則”直接圧迫止血”で行ってください。
清潔なガーゼやタオル、ハンカチで出血部分を押さえつてけてください。
出血が止まらない時はどんどんガーゼ類を増やしていってください。
”止まったかな?”と気になりますが、ガーゼ類は絶対剥がさないでください。
剥がすと再度出血が始まります。
少々出血していても10分ほど止血すれば大抵止まります。
血を見るとパニックになりますが、落ち着いてください。
全血液量の2割が失われると生命に危険が及びます。
体重1kgあたり約80ccですので、体重60kgですと約5Lの血液があります。
その2割ですから”1Lの血液”が失われるとマズいです。
解放状態でない骨折(骨が出てきていない)の場合、怪我自体は派手ですが、それほど急を要する事態ではありません。
骨折が主原因で人は死にません。
痛いとは思いますが、冷却・固定で暫くしのいでください。
あらぬ方向を向いていても元に戻さず、そのままで固定してください。
しかしながら、全てにおいて絶対無理をしないでください。
遠い所に住んでいますのでお手伝いは出来ませんが、”3人寄れば文殊の知恵”と言われます。
決して一人でどうこうしようとせず、みんなで力を合わせて頑張ってください。
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ウダウダ | 日記
Posted at
2011/03/12 09:48:31
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