2008年07月30日
ラチェットハンドルについて考えてみる
ラチェットハンドルなる工具、一度くらいは手にされた事のある方が殆どでしょう。
ワタクシも、工具キャビネットの中に一体何本入っているのだろう?
少なくとも両手では数える事はできません。
両手両足でも無理かも?
まぁ一種の”フェチ”なんでしょうね。
一番多いのが大御所”snap-on”な訳でして、1/4インチ、3/8インチ、1/2インチ各3本はありますね。
長さの違う物や首振りを入れると・・・数えた事がありません。
他にnepros数本、FACOM1本、HAZET3本、ノーマルKTC数本・・・
一体何処で使うのやら・・・
機能的に被っている物が殆どですが、最近は首振りタイプを主に使っていますね。
昨年位からでしょうか、スナップオンのラチェットハンドルに異変が・・・
従来の36枚ギアから、80枚ギアに徐々にシフトしつつあります。
”ぴよ?”も首振りロングと首振りショートを入手しました。
グリップが現行のソフトグリップタイプですので、非常に持ちやすく力も掛け易いですね。
ギア枚数の多いラチェットハンドルとして一番先に思いつくブランドが”おふらんす製”の”FACOM”です。
あの!某超音速飛行機を造っている(いた?)会社の・・・です。
昔から72枚ギアを搭載し”カリカリ”と非常に軽く心地よい感触でした。
ただ、イメージ的にあまり高トルクな締め付けをするにはいい気はしません。
あくまでイメージ的にです、実際は全く問題はありません。
それに比べてスナップオンの36枚ギアは”ゴリゴリ”といった非常にゴツいいかにもアメリカン!的な感触です。
そのスナップオンが80枚ギアのハンドルを出しました。
使った感じは”コリコリ”といったところでしょうか。
私個人の意見としてはちょっと違和感があります。
”スナップオンチック”ではないのですよね。
ちょっと”何か気の抜けた炭酸飲料”的なイメージでしょうか。
当たり前ですが、強度的には何の問題もありません。
昨今の自動車のエンジンルームはどんどん隙間が無くなってきています。
当然使う工具も、従来の工具では次のコマまで行くのにスペースが・・・なんて事が多々あります。
そういう時、80枚ギア+12角ソケットで行くとウマく行くようになります。
角度計算をすれば分かりますが、かなりの省スペースでも回す事ができます。
これも時代の流れです。
バカとハサミは・・・の様に、使う工具も適材適所が肝心です。
そうする事によって、作業の効率は物凄く上がりますし、余計な破損や怪我を防ぐ事ができます。
私の場合、軽い感じのFACOMは主に自転車の整備に使っています。
カーボンやアルミ素材などの結構シビアな素材が多数使ってありますので、使う工具やトルクにも細心の注意が必要です。
自動車整備と同じような感覚でやっていると、必ず後悔します。
じゃぁ、どれがいいの?・・・
はっきり言って好みですが、無難に優等生な物が好きならばやはり”nepros”でしょうね。
使い勝手もピカイチ、質感造り性能もピカイチ、その代わり値段もピカイチ!
ちょっと趣味の工具に走りすぎている節もありますので、特殊な物のラインナップは少ないですが、無難にまとまっています。
ブランド命!なら、スナップオンでしょうか。
メリケン工具ですので、細かい事は嫌いみたいですね。
さあ、どれにしますか?
ブログ一覧 |
工具バンザイ! | 日記
Posted at
2008/07/30 22:27:44
今、あなたにおすすめ