最近、私も含めて
自転車に乗っている方を多く見かけます。
近所への買い物、通勤や通学、駅やバス停までのアシ、趣味でのツーリングなど用途は様々です。
大変暑い時期ですので、水分の補給や帽子着用などの暑さ対策も忘れないようにしなければ、場合によっては生死に関わります。
とこで・・・
こんな悲惨な事故があったようです。
死亡事故です。
自動車で事故を起こした場合
、自賠責保険は必ず入らなければならないものですので、一応
小額ですが過失割合に関係なく支払われます。
ただし、
人間様に対してのみですので、
標識やガードレール、相手の車や自転車、散歩中のお犬様などの
”物”に対しては
支払われません。
あっ、原付の自賠責保険、切れていませんか?
最近は
コンビニや郵便局、ネットでも加入できますので、一度確認してください。
うっかり忘れがちです。
一度ご確認を!
不足分と物に対する保障や自分への保障を含めて
任意保険なるものが存在します。
殆どの方が加入されていると思っているのは大間違いです、
大体40%程度の方は加入されていません。
一切現金で自腹で支払える甲斐性のある方ならそれでもいいと思いますが、少しくらい高くても入っておいた方がいいと思いますし、自分の為でもあります。
まぁこういう話はさておき、
自転車で(しかも自転車同士や自転車VS歩行者)事故を起こした場合、一体どうなるのでしょうか。
昨日あったような死亡事案の場合、
ちょっと驚きの損害賠償金額になると思います。
しかも、
赤信号信号無視&約30km/hでの走行、大学生といった事故のモデルケースにもなりそうな事案です。
死亡した方は会社役員ということ。
民事調停もしくは民事裁判での損害賠償が一体幾らと算定されるのか・・・
まぁ、
代理人の弁護士次第ですけどね。
自転車での事故の場合、
保険制度というものが余り発達しておらず、殆どの場合が自腹となってきます。
ただ、例えばクレジットカードについている
個人賠償責任保険や、自動車保険にも付いている物がありますが同じような個人賠償責任保険等が利用できる場合があります。
生命保険などにも同じような商品が付いている物もあるようです。
自転車は、毎年しかるべき資格を持った人に点検していただいて
”TSマーク”なる物を貼っていただくと少しばかりの補償金が出るといった制度があります。
ただ、このTSマーク制度も、どの範囲までの自転車に適用されるのか分かりません。
少なくとも、
”BAA基準”で設計製造組み立てされた自転車については適用されると思います。
ホームセンターで売っているような格安の自転車に適用されるのかどうかは分かりません。
個人賠償責任保険の方は保険金額にもよりますが、大体
5000万円~2億円程度までの保障が一般的のようです。
この辺りから支払われてくると思うのですが、こればかりはどの位の人が保険に加入していのか把握できていないのが現実でしょうね。
また、
保障の範囲も自転車事故が含まれるのかどうかもよく約款を調べる必要があります。
自転車専用の
自転車保険なるものもありますが、余り一般的ではありませんし、
大手損保会社もあまり利益率が良くないのか需要がないからなのかは知りませんが、数年前に殆ど撤退しております。
まぁ自動車保険に合体させたのかもしれませんが。
自動車保険に付随してくる個人賠償責任保障や人身傷害保険で、相手方の損害やご自身の損害を補償できるかどうかは加入している保険によって変わってきます。
自転車も車です。
いつ自分が加害者になるかわかりませんし、歩行中によからぬ自転車に突っ込まれてくるかもしれません。
基本は
”決められた事をきちんと守る”なのですが、それでも
”事”は起きます。
”起きます”というか、”起きる”と言う前提で考えていくべきなのでしょう。
保険に入っているから少々ムチャしても・・・そういう考え方の人は自転車自動車単車に関わらず運転するべきではないと思います。
アナタは自腹で億単位のお金、払えますか?
私は無理です。
昨日銀行に行くのを忘れたので、現在財布の中には夏目先生一人だけです。
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自転車コギコギ | 日記
Posted at
2008/08/02 18:20:18