いつもくだらないアホな事ばかり書いていますが、今日は少し真面目な話を。
あまり面白くないので、いつものように
適当にスルーしてください。
会社勤めの方ならお分かりですが、本日より全国一斉に
第59回全国労働衛生週間が始まりました。
10/1~10/7までの間、
”あなたが主役 明るい職場と健康づくり”をスローガンに全国で展開されます。
これは毎年この時期に労働者の
労働衛生意識の高揚を目的として実施されています。
要は
”皆さん、健康に気をつけましょう!”ってな感じです。
この時期に会社で
”恐怖の健康診断”が実施されるところも多いかと思います。
私の会社は春ですが、現場で作業に従事されている方はこの時期にもあります。
健康診断で色々な検査を経て、
要経過観察や再検査、精密再検査などのお知らせが来る方もい多いかと思います。
大体約半分の方が何らかの問題を抱えているようです。
今日私が書きたいのは、こういった数値ではっきり出てこない
”心の病”についてです。
確かに、アンケート調査のような感じで検査が行われて、
要指導などのお知らせが来る方もいらっしゃいますが、
こういう方法ではっきりと発見される方は稀だと思います。
殆どの方が何らかの心の病を患っていても、
まぁいいか・・・気のせいだろう・・・気合が入っていないからだ・・・ってな具合で
放置していると思います。
年間
3万人を超える方が
自殺という道を選んでしまっていることは事実です。
色々な理由はあるにせよ、多かれ少なかれ何らかの形で
”心の病”を患った末の結果だと私は思います。
この究極の選択まで至らなくても、
未遂や過食、少食、薬物、お酒など変な所に逃げ道を作ってしまうケースもあります。
なぜこういった心の病が起こるのでしょうか。
専門家でもなければそういう勉強をしてきた訳でもありませんし、現在そういう仕事に携わっている訳でもありません。
職場や学校での
イジメやハミゴ、ネット上でのトラブル、借金、家族問題など本当に人それぞれ理由は異なります。
個人的な悩みで済まされてしまうケースや、誰にも相談できないケース、相談したくても相談相手のいないケース、相談はしてみたもののかえって逆効果だったって言うケースも有ります。
こういうデリケートな部分は相談しにくい、相談されてもある意味困る、そんなこと私に言われても・・・
大変難しい問題です。
私自身一番問題だと思うことは、ご自身が
”あっ、ひょっとしてマズイ状況では?”なんて感じても、
会社や学校に言い出し難い状況にある場合と思います。
上司に相談しても何の解決策も見出してくれない、場合によっては仕事を取り上げられる時もありますし、通院や病気休暇の許可が出ないこともあります。
本当にこれでいいのでしょうか。
国の方も、もっとこの問題について真剣かつ積極的に考えるべきです。
ニート問題やワーキングプアの問題も大事ですが、
こちらの対策の方が優先ではないのでしょうか。
”心の病”も大変多くの種類があり、人それぞれ症状が違うといったことを聞きます。
”心の病”=変な病気・・・この考え方を根本から変えていかなくてはならないと思います。
誰でも起こりうる病気です。
気が付かないだけで、私も含めて既にかかっているのかも知れません。
ストレスなんか趣味と休みで無くなる・・・
そんな単純な物では無いと思います。
そんな単純なものなら、誰もかかりません。
ある意味、
人間にとって一番大きな病気かもしれません。
少しでもおかしいと感じたら、
せきが出て喉が痛いから医者に診てもらう・・・こんな感じで是非とも診察を受けてください、上司や家族に思い切って相談してみてください。
直属の上司に言いにくければ、気心の知れた別部署の上司でもいいと思います。
何も恥ずかしがる事はありません。
”病気”と割り切ってください。
ご自身の体です、ご自身の人生です。
相談を受けた方も、是非とも相談相手になってあげてください。
あなたに救いの道を求めているのですから。
もし、解決の糸口が見出せなければ、こういう時に”丸投げ”を行ってください、専門のお医者さんに。
Posted at 2008/10/01 19:02:53 |
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