
え~、帰りはこんなバスで帰ってきました。
ホットドッグ キラキラ号
本州の高速道路を走っているとやたらと眼にする真っ赤な派手派手のあのバスです。
いわゆる募集型の都市間高速ツアーバスです。
高速路線バス免許を取得せずに、募集型のツアーとして運行している、解釈の仕方によっては
”脱法行為”ともとれるバスです。
路線バス免許を取得すると、ルートや時間配分を厳しく設定しなければならず、またそれなりの費用も掛かります。
一方最近流行りのこの手のバスは、路線免許を取得せずに運行しますので、街中の停留所や駅前のバス発着場が基本的に使用できません。
つまり、少し離れた場所に車庫やスペースを用意し、そこに集まって貰って出発となります。
あくまで”用意する”は建前でして・・・
路線が限定されていない分、途中のルート設定も臨機応変にする事が出来、その分お安く乗車できるという物です。
他にも色々なメリットデメリットはあるのですが。
ま、一般人にとってのメリットは、まず
お安い値段設定。
次に意外とどの会社も
新しいバスを使っています。
シートや足元の広さは値段によります。
デメリットとしては、やはり
駅前直でない事。
イマイチ安全性に欠けるというイメージ。
また高速路線バスではあまり無い、
”開放休憩”が頻繁に行われる事がメ
リットともデメリットとも取れます。
夜行バスの場合、頻繁に(2時間半程度置き)に開放休憩があるとやはり目が覚めますが、
どうせ碌に寝れないんだから外に出て背伸び・・・と考えるとメリットとなります。
特
にタバコを吸う方にとってはこの開放休憩は”天の恵み”かもしれません。
もちろん高速路線バスにも開放休憩を取っている所もありますが、やはり圧倒的に回数が少ないです。
近鉄バスの運行している大阪~仙台便(フォレスト号)は、この長距離にもかかわらず開放休憩は無い模様です。
ツアーバスが開放休憩を頻繁に行う理由として、国土交通省からバスの運行人員について目をつけられていおる為、頻繁に開放休憩を取って運転手の交代をやっていますよ・・・って言いたいのだと思います。
もちろん高速路線バスでも運転停車を行い交代をやっていますが。
あと、
トイレの関係でしょうか?
ツアーバスにも綺麗なトイレが装備されている路線が非常に多いですが、
その後始末の設備があまりないんでしょうね。
実際の所は
あまり車内のトイレは使って欲しくない・・・これが本音だと思われます。
2時間半程度に一度開放休憩をとると、
よほどの大渋滞でない限り車内トイレを使用する人はほとんどいません。
つまりトイレの後始末や掃除の手間が省ける・・・これでしょう。
今回乗ったキラキラ号ですが、ネット上の変な噂話とは無縁の世界で、
運転も至って紳士的かつ乗務員の接客マナーも非常に良かったと感じます。
少し渋滞発生時の制動が荒いような気もしましたが、これは運転手個人の問題だと感じます。
ただね、この手の都市間高速ツアーバス全てに言える事なんですが、
普通に路駐して客扱いをするんですよね。
何処でも停めてやっている。
それが交差点内だろうと、降車した人が延々とガードレールに沿って車道を歩かないといけない場所でも。
今回は新宿・工学院大学前からっ乗車しましたが、あの場所ってツアーバスの発車のメッカです。
にもかかわらず、あの場所って近くにトイレが無いんですよね。
三菱東京の地下にあるんですけどね。
あの付近、
やたらとおしっこ臭く感じるのはオイラだけなんでしょうか?
大阪某所でもあれだけ臭い場所はほんの一部だけですよね。
バス自体は別に悪くは無いと思いますが、それを運行している周囲の環境があまり宜しくないと思います。
ま、基本
”脱法バス”との認識が多いので仕方のない事だと思いますけど。
明らかに
国土交通省と既存の高速路線バスが新規参入を邪魔をしているような気がしますね。
一つ気になる事が・・・
オイラだけそう思うのかもしれませんが、
”客層が悪い”ような気がしますね。
高速路線バスなら出発時間に遅刻してくる人は皆無なのに、この手のバスは・・・殆どの人間が遅刻してくる。
そう言った時間や今回の東名大渋滞にも関わらずに、京都駅には定時+30分で到着しました。
つまり・・・
”熱い走り”をしていたのか?
GPSで計測しても100km/hを超えている事は無かったのですが。
意外と紳士的な”東名の赤い彗星”でした。
Posted at 2011/05/17 19:45:46 |
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度々、旅に出る | 日記