2008年07月08日
ウダウダと工具について知ったかぶりな事を書いている>”ぴよ?”です。
まぁ信頼性は10%程度と思って頂いて結構です。
では、本日も行ってみましょう!
懲りない人です・・・
いいのか悪いのかはあえてコメントしませんが、メリケン工具のトップブランド”Snap-on”が最初に発売したとされるソケットレンチですが・・・
いわゆるラチェットハンドルに様々な大きさのコマを取り付けてネジを外す・・・
エクステンションバーやら訳のわからない特殊形状のアタッチメントを取り付けて、様々なシーンに対応出来る懐の深さ。
感心します。
その後様々な工具メーカーから発売されるようになり、今では一般工具の代名詞となりつつあります。
この先端につける”コマ”、一般的にはソケットといいますが大体何処のメーカーでも3種類の長さの物をラインナップしています。
一般的な”シャロー”タイプ、ちょっと長い”セミディープ”タイプ、一番長い”ディープ”タイプがあります。
殆どの場合シャロータイプで事は足りるのですが、ちょっと深いところにあるボルトやナットの頭からえらくボルトが飛び出ているときなどにディープタイプを使用します。
奥まった所のボルトにはシャロー+エクステンションでOKですが、ナットからボルトの頭が飛び出ていると、ソケット内部でボルトの頭が干渉してナットまでソケットが届きません。
ディープソケットは名前の如くそのような時に使用するのですが、通常使う時でも結構重宝します。
殆どの場合、作業時には手に何らかの油が付着していると思いますが、シャローソケットを使用するとその汚れた手でラチェットハンドルから取り外す時に結構苦労します。
ドイツ工具のハゼットやスタビレーなどは梨地加工で滑り止めとしていますが、スナップオンを始めとするメッキタイプの工具だと結構イライラします。
特にスナップオンはロックが物凄く硬く、通常でも小さなコマは苦労します。
ネプロスなどはクイックリリースボタンが付いており、そのボタンを押す事で簡単にロックが解除されるのですが、送りギヤの歯数が少なくなる、値段が高くなる、メンテ・修理に手間がかかるなどの弊害があります。
この様な事を考えた時に、ディープソケットを通常使用していると、少々手が汚れていても物自体が長いので簡単に取り外せます。
これは意外に便利です。
指が外側にかかるので、クイックスピンナーも余り必要ないと思います。
ただ、ディープでは入らない場所や別途ディープのセットをそろえる必要が有るなどの問題はあります。
また、一番大きな問題点として、力の作用点がボルトやナットよりかなり外側に来るということです。
縦方向の緩めならしっかり押さえておけば余り問題はないと思いますが、結構横方向の緩めってありますよね。
この場合かなり注意しないと”ナメ”の原因となります。
世の中には星の数ほど工具が存在します。
高価な工具はそれなりによく考えて作ってあります。
高価=使いやすいという事ではありませんが、しっかりした一生物の工具と考えて差し支えないと思います。
かえって安物工具の方が便利だったりするのは事実ですが。
よく聞く某メリケン工具メーカーの”永久保証”ですが、あの話は何の根拠もありません。
むか~しの裏事情を知っている人ならご存知だと思いますので・・・
この手の話はまた後日にします。
壊れたからって、工具ショップに持ち込んでも多分・・・です。
”工具の王様”と呼ばれているようですが、価格も王様ですし、ちょっと”裸の王様”チックな所も見受けられます。
Posted at 2008/07/08 21:00:20 |
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工具バンザイ! | 日記