先ほど、某道路を走っていましたら、
この人の
コンサートトラックが走っていました。
この手の人って言うか、コンサートトラックって、いつ見ても
何処と無くオーラが漂っています。
それがたとえ余り人気の無い人でも。
当然大掛かりなステージセットを仕掛ける方は、
何台もの車を走らせます。
こういう風景を見ると、
学生時代を思い出します。
某ホール専属のイベント会社で、
コンサート運営のアルバイトをやっていたのですが、非常に面白かったです。
もう十何年も前の話ですが、
ほぼ毎週のように誰かかれかのコンサートがあり、毎週は当然無理なんですが出来るだけ行っていました。
大体大きく二つに分けられるのですが、
若い系と年寄り系・・・
その頃ですと、
ジャニーズ系のあの3人組や
演歌歌手の超大物など
20~30くらいはやったと思います。
若い衆対象のコンサートは、一言・・・
疲れる・・・
ステージセットも大掛かりですし、
始まっての会場警備も観客にパワーがあるので非常に大変です。
終わってからも、
セット自体が翌日の会場へ向かうので、終了後2時間くらいで全て片付けなくてはいけない。
セッティングに時間が掛かるセットは、当然片づけにも時間が掛かる。
ま、今考えると
どのセットも大変効率よく出来ていたと思います。
一方、演歌系の大御所は、
それほど大掛かりなステージではなく、会場もそれなりに静か。
しかも、
時給が高い・・・
でも、セッティングも方付けも早く終わるので、結局は一緒・・・
よって、若い衆に人気のあるコンサートの方が、実質会場警備でコンサート会場に入れるので、
1コンサート分の入場が無料・・・(ヲイ!)
故にバイトの人気も高い!
でも、その頃からオバチャンパワーはすごかったですよね。
演歌系の大御所は、
結構オイラのようなアルバイトにも待遇がよく、大入りのご祝儀なんかも出ていました。
でもね、
最終的にはオイラがブチ切れて辞めたんですけどね。
何故か知らないですが、
オイラは会場のセッティングが終了すると、いつも楽屋の出入り口の警備にまわされました。
座って、
入る人のチェックをするだけなんですが、ある日の出来事・・・
忘れもしません、あの
”た○きんトリオ”(古っ!)の
一人のコンサートでの出来事でした。
初代シーマで
颯爽と登場して楽屋入り。
当たり前のようにその人から
”ご苦労さん!”のお言葉をいただき、
リアルに見ることが出来ました。
その後、色んな人が出入りするのですが、
その出入りした人間の中にどうやら偽者がいたようで・・・
通常、
スタッフは特別なTシャツなりパーカーを着ているのですが、中にはお弁当屋さんやお花屋さんなど、
普通のいでたちで出入りする人も居ます。
基本的にあまりトラブルを起こしたくないですし、
先輩からもこういった事が過去にあったから一応気をつけておく様に・・・といわれていました。
よって、
あまりに普通の格好をしている人には声を掛けていました。
にもかかわらず、
某花屋さんの
エプロンをした
一般ファンが
オイラの目を潜り抜けて楽屋へ入っていたそうです。
そらわからんって・・・実際。
事実、
指摘されるまで全く気がつきませんでした。
その事がきっかけで、色々トラブルになり結局は辞めました。
しかしなんですね、こういった経験があるからかどうかはわかりませんが、
巷で作業服を着て電柱に登っている人や、路上に停めてあるバイクを車に乗せている人、宅配業者などなど、制服を着て街中をウロウロしている人ってほとんどが普通に作業されている人なんですが、
中には怪しい人も居るんだろうな・・・なんて思ってしまうオイラはバカなんでしょうかね。
Posted at 2009/02/14 16:49:38 |
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