
久しぶりに、時計を変えようと時計収納箱を開けて
”どれにしようかな~”なんて見ていたら・・・
写真の
”通称・新型スピードマスター”=
X-33の運針が・・・
5秒飛ばしになっている・・・
そうです、
壊れましたもうすぐ電池交換ですよ~のサインです。
某映画でアメリカの某超有名俳優が腕にはめていた影響も有ってか、ここ最近ちょっとブレイクしています。
オイラの物は2ndモデルですのであまり価値は有りませんが、
初期型の中でも最初の頃のモデルはかなりの値段で取引されています。
ただ、悲しいかな
電気仕掛けの時計ですので、ある一定の期間が来れば
電池交換ということをしないといけません。
自動巻きや手巻きなら、OH時期が来ても騙し騙し使えるのですが、電気仕掛けの時計は
電池が無くなるとただのブレスレットです。
にもかかわらず・・・
コイツに使われている
電池が、
製造中止になって久しいです。
リチウム電池の
”CR2320”と言う500円硬貨位の大きさの電池です。
よく車のリモコン等に使われている
”CR2032”とよく似ていますが、
大きさと厚みが違います。
出力電圧は同じ”3.0V”なんですけどね。
パナソニックとマクセルから出ていたのですが、
どちらのメーカーも製造中止ということです。
一応そういう事になっている状態らしいです、ハイ。
ただ、
意外と使われている電池でして・・・
このX-33の他にも、同じムーブメントを使ったブライトリングのB-1などにも使われていますし、
PCのマザーボードのバックアップ電池にも使われているようです。
まぁリモコンやマザーボードの類ならば、
強引に違う大きさの電池を入れると言った荒業もOKなのですが、
時計の電池はそういうことは許されません。
裏蓋が閉まりません。
よって、すぐに電池交換をしてくれる時計屋さんは要注意です。
在庫電池の可能性が
”大”です。
基本的に少々在庫をしていても問題の無いリチウム電池ですが、さすがにこれくらいレアな電池だと・・・
使用期限ギリギリの場合がありますし、そういった電池を入れられるとまたすぐに”5秒運針”になる可能性があります。
電池自体は¥300程度ですし、
防水時計ではありませんので自
分でも交換可能ですが、電池自体が入手しにくくなっているのと、まぁ定期点検の為に、またまた
あの嫌な高級ブティック街へ行かなくてはなりません。
純正電池交換は大変お得です。
結構な費用が掛かりますが、状態がほぼ新品になって帰ってきますので・・・
3年に一度の事ですので、それほど高価とも思いませんが。
自動巻きのクロノグラフモデルをOHする事を考えたら安い物です。
今度の週末にでも行ってきますかね。
ついでに、久しぶりに
”地下松葉”で
串カツを・・・
Posted at 2009/02/21 22:10:11 |
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道楽 | 日記