ぴよ？のブログ一覧

観光シーズンになってきました。
オイラの近くの世界的観光名所も、観光バスで溢れかえります。

全国に多分星の数ほどバス会社はあると思うのですが、観光バスオンリーの会社からタクシー事業の傍ら観光バス事業をされている会社、市営バスを始めとする公的なバス会社、民間の路線バス会社など本当に色んなバスが走っています。
オイラの様な田舎者ですと、役所が走らせているコミュニティーバスもありますし、最近は贅沢になったのか良からぬ事を行うオトナ対策として塾の送り迎え専用のバスも走っています。

で、最近は何処の路線バスも赤字赤字・・・車を走らせる会社が”火の車”も走らせていそうな勢いです。
オイラのよく利用するバスも、全系統のうち完全に黒字って何系統あるの？って感じです。
各自治体からの補助金を補填して走らせているのだと思います。
ただ、補助金＝税金なワケでして、そう湯水のように使えるものでもありません。
最近はお湯もお水も高価ですけど。
そりゃ、住んでいる住民（納税者）が全員まんべんなく利用するのなら多額の税金を投入してもそう問題は無いと思いますが、そういうわけにも行きません。

そこで、最近流行なのが”ラッピングバス”です。
バスの車体に、多分年間契約だと思うのですが、大きな広告をペイントして走らせているアレです。
前面や後ろだけのものから、完全にバスごとラッピングされている物まで様々です。
契約料金によって変るのでしょうね。

何処の地域や何処のバス会社でもそうですが、それぞれ”オリジナルのペイント”と言うかイメージカラーがあります。
オイラのよく利用するバスも、オイラが物心付いた頃からカラーリングは一緒です。
バス停でバスが来ても、何処のバスが来たのかよ～くわかりますよね。

しかし、昨今の”ラッピングバスブーム”で、本当に乗るべきバスが来たのか、何処かの塾のバスなのか、他の路線のバスなのかはっきり言って迷います。
お年寄りなんか、もっと困るんでしょうね。

サイドパネルはペイントしてもいいと思いますが、せめて前と後ろだけはオリジナルのバス会社のペイントを残して欲しいと思うのはオイラだけでしょうか？
広告を打っている企業のイメージカラーがそのままペイントされている場合が多いですが、結構紛らわしいですよね。
街の方で、一つのバス停に何系統も違うバスがやってきて、しかも何種類ものバス会社が同じバス停を使っている場合など当然あると思います。
乗り間違えなどは無いのでしょうか。

ちなみに、バス停自体は”国土交通省”の管轄で、そこに立っている”バス停の看板”は各バス会社の持ち物です。

よって、オイラの住んでいる地域がそうなのですが、台風などの前には民間のバス会社はバス停の看板が倒れないように事前に倒しに来ますが、お役所系のバス会社はそのまま放置です。
このあたりに”安全意識の違い”を垣間見る事ができます。