以前から問題となっておりました
コンビニ弁当の見切り販売に関して、
公正取引委員会から
セブン-イレブン・ジャパンに対して
排除措置命令が出ました。
セブンイレブンに排除措置命令=弁当見切り販売で制限-独禁法違反と認定・公取委
ま、
夕方のスーパーで繰り広げられる”赤札争奪戦”が
コンビニでも開催されるようです。
カゴの中の
赤札の量では、そこいらの
”主婦共”には
絶対負けないオイラです。
そういってムキになって買い物をするから、
要らない物を沢山買ってしまうのですけど。
今回の
排除措置命令は、
独占禁止法の
”優越的地位の乱用”にあたるようです。
詳しいことはよくわかりませんけど、
一時家電量販店で問題になったメーカー社員の派遣問題と一緒なのかな?
少なくとも、
コンビニ一軒当たり年間550万円程度の
弁当やサンドイッチ類の廃棄が行われている事は
事実です。
定価ベースでの廃棄金額ですので、実際の損害額はもう少し少ないと考えますが、
廃棄するのにもお金のいる世の中です。
一番問題なのは、
”食べる事の出来る物を惜しげもなく捨てている”って言う事です。
”モッタイナイ”・・・
日本もエラくなったものだ・・・
大阪の某所に行けば、
賞味期限を過ぎた、それも2~3日はデフォルトな物が
平気で路上露天で売られていますけど。
ま、特殊な場所ですのでいいのかもしれません。
今回この
公取の排除命令に関して、オイラが
最も気になっていたことを書きます。
都会の、それも繁華街やビジネス街のコンビニならあまり当てはまらないのかもしれないのですが、
休日などに地方の田舎のコンビニに行くと、店に入って驚くことがあります。
当然オイラの住んでいる地域みたいな
田舎のコンビニでは普通の光景なんですけど。
”弁当、サンドイッチの類がショーケースに並んでいない”・・・
24時間営業で、1日数回(多分3~6回)の配送があるのですが、丁度その端境期にあたっているのかといいますと、そんな事はないのです。
いつ行っても
”無い”のです。
先日書きました
”角さんのお弁当”でも、街のコンビニでは普通に売っていたようですが、
田舎のコンビニでは写真しかない・・・
挙句の果てには
”予約分のみ入荷します・・・”だってさ。
つまり、
廃棄を恐れるあまり、仕入れないのですよね。
そりゃ、
今のコンビニの契約条件だと、
こうしたくなるオーナーの気持ちもよく解ります。
廃棄分は丸々店側の負担ですので、
オーナーの方も自己防衛に走って当然だと思います。
お客さんの方からすると
、”あのコンビニ、いつ行っても品物ないやん・・・コンビニなんか何処でもあるし、他行こか・・・”になって当然です。
これが回り回って、
そのコンビニの閉店騒ぎになります。
仕入れて残って廃棄しても地獄、仕入れなくても地獄・・・
確かに便利になったとは思いますが、
本当にこれでいいのでしょうか。
他店対抗できない者が淘汰されていく・・・資本主義社会では当たり前の事ですし
当然だと思います。
でもなんか変なんですよね。
何が変なのかといいますと・・・
よく言われていますように、日本は
”究極の社会主義国家”だからです。
究極の社会主義国家として考えれば、
別に変な事も無いのです。
資本主義社会実現の為に行われてきた
”規制緩和”が、実際の所
”規制緩和”と言う
”絶対的システム”を
国家レベルで実現したが故に、
良からぬリ●ス会社などが幅を利かせるようになってきたのです。
ま、あの会社も他のある所に踊らされているだけなんですけどね。
Posted at 2009/06/22 21:34:49 |
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