大阪でのパチンコ店放火事件、どうやら
失業保険切れの自暴自棄が原因のようですね。
はっきりした事はまだわからないと思いますが、少なくとも
景気悪化により元々働いていた会社での
給料未払いによる
退職→失業保険給付申請→期間満了による給付切れが原因の一端である事は間違いないでしょう。
確かにかなりの借金はあったようですが、マンションの家賃は一度も滞納がなかったらしいです。
当然どういった理由があるにせよ、
やったことは当然褒められる事ではありません。
あまり詳しくはありませんので、間違っているかもしれませんが、
雇用保険を掛けている期間によって
給付期間が異なってきます。
90日間から最長330日間です。
まぁ再就職出来ても、再就職先の会社にちょっとお願いをして、失業保険の二重取りなんて悪どいやり方で人様の掛けている雇用保険を小遣いにしているヤカラもいるようですが。
そんなヤカラは今日は放っておいて・・・
90日間から最長330日間・・・
そうです、
今月から給付停止を受けている方が一気に出てきました。
自助努力と幸運によって、再就職先に縁のあった方は問題ありませんが、ざ~っと世の中を見渡してみますと
とんでもないような有効求人倍率・・・
5月度は確か、0.44倍だったと思います。
そう考えますと、
まだまだ再就職先が見つからずに頑張っておられる方も沢山いらっしゃるかと思います。
年を重ねるにつれて再就職先の数が減ってくるのが現実です。
給付が切られた人が続出する今月からはさらに景気は悪化するような気がします。
街角景気は改善しているとの報告もありますが、
本当なのでしょうかね。
確かに
景気なんてものは
”気”ですので、
物の考え方や雰囲気でどうにでもなります。
更にこれから秋口に掛けて、最長組も含めて給付停止になる人が続出してくると思います。
確か
某兄弟証券会社が破綻したのが
去年の9月15日だったと思います。
それから
急速に世界の景気は悪化していき、寒くなる前には
自動車業界を直撃して
派遣切り等の雇用問題が表面化したと思います。
その頃よりは確かに景気は回復していると思いますが、
果たしてオイラの会社も含めてあの頃の人員を雇えるだけの体力はあるのでしょうか。
確かに某証券会社破綻よりかなり前から、
こういった世界恐慌とも言える予兆があったことは事実です。
実際
車は売れていなかったし、
電化製品もイマイチ、少しだけバブっていたのは不動産業界だけでしょう。
その不動産業界も今や・・・
何かにつけて
景気の悪さを
”サブプライムローンの影響で・・・”なんて一言で片付けますが、あれは
全然関係ありません。(全然といえば語弊がありますが)
むしろ、
円ベースで
”7京円以上”ともいわれる
実在しない天文学的な数字の”仮想通貨”が
肩で風を切って世間を闊歩していた事に問題があるような気がします。
仕事を失った人の大半が、この
”仮想通貨”の
犠牲者ともいえます。
これでいいのかニッポン!
Posted at 2009/07/08 22:50:17 |
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ウダウダ | 日記