アホなパーツランキングがあれば、間違いなく
1等賞を取るであろう
”ナンバープレートカバー”。
いったい何の意味があるのか?
かっこいいとでも思っているのか?
オービスに写るようなスピードも出せないクセに・・・
ついに規制です。
車のナンバーカバー、全面禁止へ=「数字見にくい」苦情受け-国交省
中身を見ると、どうやら
8月まで規制に関する意見を公募しているみたいですので、
規制反対派の方は盛大に意見をしてください。
どういった意見が出てくるのか、非常に興味があります。
何のために意見を公募するのか、バカなオイラには理解が出来ません。
”ダメ!アカン!”って問答無用で言えば良いのにね。
一時期ユーノスのロードスターが発売された頃です、バンパー形状がオイラのビートルと同じ感じの丸っこい物だったので、
結構フロントナンバー外しが流行りました。
もっとも完全に取り外すのではなく、抜け道として”ダッシュボード上に設置”という方法が取られました。
この時に、あまりの数の多さに多分
警察庁だったと思うのですが(当時の運輸省ではなかったはず)、
ナンバープレートの前面にはいかなるものも存在してはならない・・・と言った類の
通達を
各警察本部に出したと思います。
オービスやNシステムが普及し始めた頃ですので、その関係もあったのでしょうかね。
少なくとも、ナンバープレート自体は国土交通省(当時の運輸省)の管轄ですので、警察組織がどうのこうのと言うことは無いと思いますが。
この通達により、
一気にフロントナンバー外しが取り締まられだしました。
また、各自動車メーカーに対しても、フロントナンバーを取り外しにくくする取り付け方法や、外すと極端にかっこ悪くなるデザインへの変更に圧力を掛けたようです。
後部プレートについては
”封かん”がされていますので、これを取り外さなければナンバープレートは取り外すことが出来ません、故にこの
”封かん破損させた”とした類で
検挙されます。
一方フロントナンバープレートは、ただ単にボルトで留めてあるだけです。
別に外しても
罪にはならなかったのですが、先ほど書きましたような通達で
いくらダッシュボード上に設置していても取締りの対象となるようになりました。
つまり、ナンバープレートの前に
”フロントガラス”が存在するのです。
それ以降、外しても検挙できるような仕組みになっております。
それを潜り抜けるように
”プレートカバー”なる
”アホなパーツ”が出てきました。
最初は
”赤外線を通さない・・・”なんてオービス逃れな物が主流
でしたがこれも規制の対象に。
”赤外線を通さない・・・”なんて謳って売っていましたが、
誰かオービスの前でテストをしたことがあるのでしょうかね。
写ったらどうするのよ?
その後は
”汚れ防止”や”傷つき防止”、”かっこいいから”、”プライバシーの保護”なんて理解不可能な理由で大ヒットとなりましたが、こんなもの規制されるのは誰でもわかるはずです。
大体、”プライバシー”が気になるのなら、車など乗らなければいいのです。
Nシステムも、犯罪車両の検挙に役立っているようで、それに関してはいろいろと問題もあるような気もしますが、見方を変えれば、もし自分に何かの疑いが掛けられた時は、アリバイ証明などに非常に役立つと思います。
データが入手できればの話ですけどね。
一刻も早く
こんな物を付けている車や製造販売をしているメーカーを取り締まって欲しいものです。
まぁ、
製造販売しているメーカーは、
”一般公道では使用できません”なんて
いつもの”キメ台詞”で販売を続けるのでしょうけど。
考えてみたら、昔の
”GX61系”の
マークⅡやチェイサーなんて、思いっきり
バンパーの下にナンバープレートが斜めに取り付けてあり、
前からはほとんど見えない状態が”新車工場出荷状態”でしたね。
良い時代でした。
Posted at 2009/07/17 20:24:21 |
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くるまあそび | 日記