オイラがやっていた頃は、
各選手に1回ずつのフライングが認められていました。
つまり、
同じ人が2回やると”失格”となりました。
その後
”2回目は誰がやってもその人が失格”と言う風にルールが変わりました。
で、今回更に厳格化です。
<国際陸連>スタートでフライングは「一発失格」に
一回目から
誰しもが”失格になる可能性”が出てきました。
その前のルールでの
”2回目は誰がやっても失格”のルールよりは
単純で明確だと思います。
また、
不公平も生じません。
なにが
”不公平”なのかと言いますと、この記事にも書かれていますように
”無理やり1回目のフライングを行う”という
”駄作戦”が
横行したことです。
誰でも思いつきます、この作戦は。
オイラは
”投げ物”でしたので、
公認の競技会でスタートラインには立ったことはありませんが、
”草競技会”ではお遊びで走っていた事もあります。
でも、このフライングに対しては
”物凄いプレッシャー”が掛かるんですよね、特にオイラのようなお遊びで立つ人間は。
普段からスタートの練習なんかやっていませんから。
国際陸連での決定事項ですので、例えば地域で行われる
”公認の競技会”でも
当然採用されます。
いくら地域の競技会と言っても、
”公認の競技場”で
”公式に測定される場合”は
”世界新記録”も
達成可能ですので。
公式の記録の認定では、こういったフライングに関する事項も当然のように認定基準に入ってきます。
まぁ、幼稚園や小学校の運動会等ではまだ採用されないとは思いますが、それも分かりません。
中学校や高校の運動会では採用される確率は非常に高いと思います。
こういうことは、公認競技会でない場合は、審判長の独断と偏見で決定可能です・・・が、きちんと知らせておかなければいけません。
こういったフライング回数の設定には、記事にもありますように
”TV中継の問題”や”競技時間の問題”があります。
今の競技会なんて、陸上競技だけではありませんが、スポンサーが居なければ成り立ちません。
当然そのスポンサーの意向にそぐわないことはできません。
TV中継に関しても、中継をするTV局から莫大な
”放映権料”が支払われ、そのお金で競技会が成立するんですよね。
TV局の”放映権料”の出所は、当たり前のようにその競技会の番組に付いたスポンサーからです。
プロスポーツだけではなく、オリンピックを始めとするアマチュアスポーツにも当然莫大なお金が掛かりますので、スポンサーの意向は無視できないところでしょう。
ま、
変な駆け引きが無くなり良いと思う反面、真っ当な駆け引きが見られなくなるのがちょっと寂しいです。
競技時間の長い”投げ物”や”飛び競技”では、待機中の選手同士の無駄話も”駆け引き”の一つです。
Posted at 2009/08/12 23:53:51 |
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