2009年08月27日
不景気不景気といわれていますが、そういう気持ちが”不景気の原因”です、マジで。
しがないサラリーマンをやっている”ぴよ?”さんですが、いつも書いております様に”非常に特殊な物を製造している化学系事業所”に勤務しております、ド田舎の・・・
ご多分にもれず、昨年夏過ぎから景気の悪化による操業度の低下が徐々に見られてきておりました。
ヒマだヒマだといわれていても、今から考えるとそれ程でもなかった様な気もします。
数字的には通常負荷(定格出力?)の65%位まで落ち込んだのが最低でした。
世の中には全く仕事の無くなった会社もあるようですので、ある意味幸せなのかも?
で、GW明け頃から一気に高受注&高生産状態に戻りました。
一時的にバックオーダーを解消できたのですが、最近またまたバックオーダーを大量に抱えてお客様にご迷惑を掛けている状態です。
世界で3社の独占ですので、組合からの情報ですと同業他社も同じ感じのようです。
他の企業と同じく、いわゆる”派遣切り”を行いました。
その中での後負荷高生産状態ですが、ヒマな時に職場によってどの様に過ごしたかの真価が問われています。
部署によってはこの際効率化を隅に押しやってスキルアップのために積極的に教育訓練を行ったところもあれば、この期に及んで効率化を求めるばかりに教育訓練を行わなかった愚かな部署もあります。
ヒマな中、周りから白い目で見られながら残業を行ってまで一生懸命に教育訓練を行った部署は、この高負荷になっても何の問題もなく”待ってました!”とフル生産に対応しています。
派遣社員を切っているので、物凄く人数は減っていますけど、部署内でのスキルが上がっている為、対応できるのです。
一方、ヒマな中での”無意味な効率化”を追求したばかりに、余った人員のすべてを"ペンキ塗り”に投じた部署はいま”泣き”が入っています。
この差はあまりにも大きすぎます。
こういった工程間能力のばらつきが大きくなると、一番困るのはオイラの部署なんですよね。
ヒマなときは”次の大波に備える”、忙しい時には”ヒマになった時の事を考える”・・・
これをするのが会社の経営者の仕事ではないのでしょうかね。
良い時が続き続ける事は無いですし、反対に悪い時が続き続ける事も無いのです。
確かにペンキ塗りも大事ですけど、忙しい時でもペンキ塗りは出来ますが、忙しい中での教育訓練は非常に難しいのです。
Posted at 2009/08/27 21:10:52 |
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ビミョーにシゴト | 日記