やっぱりそういう事だったのか・・・
ヘリ墜落 遭難救助、3000M超経験なし 若鮎2号
別に3000M超の救助経験云々の話しでは無く、この記事の下のほうに書いてある岐阜県防災対策監のコメント・・・
”警察航空隊からセンターに『警察に直接通報がなければ出動できない』と説明があったと聞いている”
多分コレは事実だと思う。
以前オイラのブログにもあげていますが、ちょっとしたご縁でポートアイランドにある兵庫県の防災ヘリ基地を見学する事が出来ました。
ココには兵庫県の防災ヘリ1機と神戸市消防局の防災ヘリ2機が配備されて共同でヘリポートを使っています。
また、民間のヘリも居ます。
神戸市は政令指定都市ですので独自の消防組織を持っており、その組織と兵庫県が一緒になって共同で救助に当たっているようです。
つまり機体購入の予算の出所が違うだけで、基本一つの組織として動いているのです。
実際に救助に当たるのは神戸市消防局の精鋭と、兵庫県下の消防組織から集められた精鋭たちです。
確かこの日もお邪魔しているときに丹波地方での救援要請の為に一機出動していましたが、神戸市消防局のヘリが出ていました。
オイラ的にはココで少し不思議な事を感じていました。
県警のヘリはどうしているの???
神戸市と兵庫県は”親分”は違いますが、兵庫県と兵庫県警の”親分”は一緒です。
兵庫県の親分は当然兵庫県知事ですし、兵庫県警の親分もまた”兵庫県知事”なワケです。
確かに兵庫県警のトップは県警本部長なのですが、その上に兵庫県公安委員会があり、その上に兵庫県知事が居るわけです。
コレはどこの自治体でも基本的に一緒です。
また、巷のお巡りさんたちも”県職員”ですし。
しかしながら、警察トップは当然のように”警察庁からのキャリア官僚の出向”なわけでして、どうも”別組織”と勘違いされている様な気がします。
まぁこのオイラの認識は違っているかもしれませんが、自衛隊に出動要請するのとはちょっとワケが違います。
今回のこの岐阜県の事故でも、最終的には岐阜県警のヘリが行った訳ですし、もう少し柔軟な対応が出来なかったのでしょうかね。
一機数億円もする高価な乗り物です。
別に墜落した事がどうのこうのというつもりは全くありませんし、全くこの世界のことは知りません。
ただ、何億円もする高価な乗り物を”組織が違うから”といった理由だけで、重複して購入する必要があるのでしょうかね。
確かに”使用法が違うんだよ!”なんていわれたらそれまでですが、なんだかな~って感じがします。
Posted at 2009/09/14 00:08:58 |
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ウダウダ | 日記