2010年01月30日
も~い~くつ寝ると~節分・・・
違うアルヨ!
2月3日は節分です。
世のお父様方!出番ですよ!!!
オヤジの威厳、見せたらんかい!
オヤジの鬼はこんなに怖いんやど~ってね。
別の意味で怖がられたりして。
なになに?もっと怖い鬼が我が家には居るって?
そりゃ、アンタだけだ・・・嫁さんの事でしょ?
さてさて、色々な風習のあるこの節分ですが、大方豆を撒いたり、鰯喰ったり、無言で恵方巻きを食ったり・・・
この恵方巻きですが、オイラ全然知らなかったんですけど、関東ではあまりやらないんですか?
関西ではこれをやらないと甲子園球場に行けません・・・(嘘)
大概やっていますよね、巻き寿司の丸かぶり。
じゃあ、この風習って一体どういった経緯で始まったの???
風習自体は江戸時代からあるようですし、やっている事ややり方や所以も今言われている事と殆ど同じです。
縁を切らないように丸かぶり。
七福神にちなんで7種類の具が入っている。
その年の恵方を向いて無言で食べる。
特に変化は無いようです。
一時期廃れていたようです。
1970年代にそれを復活させたのが”大阪海苔問屋協同組合”です。
お寿司屋さんとのコラボで、販促キャンペーンをやったのが復活のきっかけだったようですね。
この話は結構有名な話なんですが、じゃあなんでお寿司屋さんとのコラボなのか・・・
お寿司屋さんにとっては、お客さんがその日来店して、巻き寿司一本丸かぶりされた時には、それ一本で腹一杯になってしまって他のお寿司を食べてもらえない・・・
たっかい巻き寿司もありますけど、他の”時価の札”が下がっている握り鮨よりは安いはず。
お寿司屋さんにとっては疑問の残る販促キャンペーンです。
色々調べますと、こういった裏事情があるようです。
海苔の旬は11月から3月頃までみたいです。
つまり、この節分の時期に”新海苔の収穫”が行われている訳で、新海苔を売るための販促か?なんて思いますけど、実はそうでは無いらしいです。
まだこの時期に上がった新海苔は市場には出回らず、加工期間中みたいです。
よって、各お店や問屋さんに残っている”ヒネモン”を捌くにはもってこいの時期なのです。
お寿司屋さんとのコラボも、実はこういった”台所事情”があるようです。
”黒幕”ならぬ”海苔幕”か?
最近多い、ロール巻きなどの”海苔を使わない巻物を丸かぶり”する事は、復活した経緯からすると少し邪道な事なんですよね。
ま、ケーキ業界やチョコレート業界を始めとして、よくもまぁ色々と考えるもんだわ・・・なんて感心します。
何処とも大変なんでしょうな。
良からぬ事をやっている業界も、少しは見習えよ~!
ちなみに、2月8日は”海苔の日”らしいです。
Posted at 2010/01/30 17:53:57 |
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食い物バンザイ! | 日記