先日来、
蜂の巣を突っついた様な騒ぎになっておりますこのネタ・・・
商品券1千万円超使えず 堺のスーパーが無届け販売、倒産
なにやら、如何わしい事をやっていたような・・・
お店限定で使えるプレミア付き商品券を売れるだけ売って・・・
ほな、さいなら!・・・でっか???
酷い話ですわ。
この記事の中にも書かれていますが、
ある一定の発行分未使用残高がある場合、しかるべき機関に届け出て、法務局に供託金を預けなければなりません。
でもね・・・この制度ってあまり知られていないんですよね。
最近は何処もかしこも
”プレミア付き商品券”を発行して、
顧客の囲い込みを行う訳ですが・・・
ココ最近では、
大阪府が発行している
”ぎょうさん買うたろう!商品券”が有ります。
残念ながらもう締め切られていますが。
様々なこういった商品券が存在するこのご時勢ですが、
よくよく考えてみると”大丈夫なん?”って気もします。
この手の商品券は、あくまで
”発行したお店や会社”でしか使用できないわけで、
そのお店なり会社が潰れてしまった場合は、どこぞのヒコーキ会社の株式同様、”ただの紙切れ”になるワケです。
こういったことが起こった場合に備えて、
法務局への供託を行う訳です。
車乗りにとって、
少しでも安く燃料を入れたいと思うのは誰でも一緒です。
出来るだけ安く給油する手段の一つとして、
そのガソリンスタンド発行の”プリペイドカード”が有ります。
大体1Lあたり2円~5円程度安くなると思います。
仮に
1L=125円のガソリンが5円安くなったとします。
色んな事情がありますので
単純計算してはいけないのですが、本当に単純に計算すると
”約4%引き”となります。
実際は5円も安くなるプリペイドカードなんて殆ど存在するはずも無く、
大体2円程度です。
4%・・・
年間2万キロ走る車で、燃費が12km/Lとしましょう。
年間1,667Lのガソリンを消費します。
1,667L*¥125=¥208,333・・・
これの4%と言えば・・・¥8,333
これが2円引きの場合、値引率は1.6%・・・
つまり、年間¥3,333の割引です。
う~ん・・・
メチャクチャ微妙ですよね。
更に実際に年間2万キロ走る一般車なんて、どの位の割合で存在するのでしょうか。
確かに、
銀行に預けていても1.6%なんて金利はこのご時勢付く訳も無いですから、
そう考えるとお得なのかもしれません。
でもね、銀行はある程度
”信用”がありますし、
金額にもよりますが保証があります。
一方
ガソリンスタンドの場合、仮に発行したガソリンスタンドが
”飛んで”も、
元売りはおろか何処も補償してくれないのが現実です。
それに
紛失や盗難、ガソリンスタンドでの置き忘れといったリスクもあります。
巷のプレミア付き商品券くらいの”リターン”があるのなら、こういった給油のしかたも良いと思いますが、
高々2%程度ではリスクの方が大きすぎませんかね?
ちなみに、オイラは
”いつもニコニコ現金給油”です。
だって・・・
クレジットカードで入れたら確かに数円安くなりますけど、
”サルのように走ってしまいます”ので・・・
ムダに走れば、
こんな割引分なんてすぐに何処かへ飛んで行ってしまいます・・・ハハハ。
Posted at 2010/03/01 19:49:39 |
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くるまあそび | 日記