2010年06月23日
先日、某駅での出来事。
オイラが券売機で切符を買っていると、なにやら”にーちゃん!”って声がする・・・
券売機の周辺にはオイラと一人の婆さんしかいなく、その婆さんの声であった。
”ど~したん?”って訊くと・・・
”ワシな、40年ぶりに国鉄乗るんじゃ、キップの買い方が分からん!”だってさ・・・
”国鉄って、ばあちゃん・・・まあそんな事はどうでもええわ、ここにお金を入れてな・・・”
でもその婆さん、感心したのは、”絶対自分で買う!”って言い張った事。
当然オイラが買ってあげればそれで済む事だったんですけど、何やら券売機に興味深々みたいで。
更に更に、自動改札機にも興味深々。
そりゃ40年ぶりに”国鉄”に乗るんだから、全然変わってしまっているよな・・・
別にオイラも急いでいなかったので、結局その婆さんと一緒に・・・
”ばあちゃん、何処まで行くんや?”って訊くと、なにやら曾孫が生まれたらしく会いに行くとか。
結局新快速に乗るはずが、そのばあちゃんの下車する駅は新快速は止まらないので、快速で・・・
ムチャクチャ達者な婆さんでした。
曾孫が生まれた位だから、結構なお歳だとは思いますけど、全然そんな雰囲気ではない。
降りる時も”ありがとな!”って言ってくれました。
オイラも”婆さん達者でな!”なんて言うと、”おまえもな!”だってさ・・・
更に教えてあげました・・・
”もう国鉄と違うで、じぇいあーるっていうんやで!”って。
下車した某駅の自動改札機、無事通れたのかな?
こういう風に歳をとりたいですな。
別にオイラは何もしていないけど、なんか良い事した感じのする一日でした。
Posted at 2010/06/23 23:09:56 |
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ウダウダ | 日記