2010年09月20日
稲刈りしていました。
今日はうるち米。
普通のご飯になるお米です。
来月頭にはもち米です。
天候が良かったせいか、少し例年よりも収穫が早かったのですが・・・
中身はと言いますと・・・
日照がえげつない位激しかった故に、稲穂は出来ていますが中にコメが入っていない・・・
7月頃から言われていたのですが、こうも天候が良いと籾殻が分厚くなり中のコメが小さくなり、挙句の果てにはひび(亀裂)が入ってしまって、お米としては非常に悪い状態になるのです。
オイラ宅ももみ付きの状態では平年並みの量でしたが、これを乾燥させて籾摺りすると・・・
多分めっちゃ少ないでしょう、だって見るからに”スカな籾”が大量にある。
多分今年は全国的に冷夏並みの不作でしょう。
元々南国の作物ですが、日本の気候風土に合うように品種改良されてきており、昨今はそれが裏目に出ているような気がします。
日本もそろそろ熱帯か?
そう言う訳で、昨今は北海道産のお米が人気です。
でですね、食いしん坊のオイラ、ネットのお気に入りには、車関係やオーディオ関係、単車関係以上に”食べ物”に関するお気に入りが大量にブックマークされています。
いろんなブログ、みなさん活発にアップされていて感心します。
中には”この人、家で飯喰ってるの?”なんて方や、”この奥さん、絶対家でメシ作って無いわ”なんて方も沢山いらっしゃいます。
傾向としては、関西在住の方は”いかに安い物をいち早く紹介できるか”に拘りをお持ちのようですが、これが関東の人になると、いかに有名なお店に長時間並んで食べたかに重点を置かれる傾向があります。
別にどちらがいいとは思いますが、なんかオイラのイメージ通りなんですよね。
そんな中、やはり”ご飯=米飯”についての記事が多い事はどちらにも言えます。
ラーメンや洋食、フレンチなどが目につきやすいですが、やはり圧倒的にお米に関する記事が多いですし、お店の方もお米に拘った所が圧倒的に多いです。
でもね、いろんな記事を読んでいて気になる事は、お米に拘り、炊き方に拘り、水に拘り、蒸らしに拘る・・・単純な料理だからこそ基本が一番大事なんですが、少し異議があるんですよね、こう云ったこだわりの中に。
それはやはり”お水”でしょう。
何やら非常に高価なお水を使って炊いたり、どこそこの有名な岩清水で炊きましたとか、毎朝あの銘水を汲みに行っていますとか・・・
本当にそういったお水で炊いたご飯って、美味しいのでしょうか?
確かにまずくは無いです。
でもね、本当に究極に美味しいご飯を炊こうとするには、使うお米が育ったお水で炊くのが一番理にかなっていると思う。
全然関係の無い、有名な名水か何か知りませんっけど、そんな物といいお米を使って炊いても、必ずしも美味しいお米が炊けるとは思わないし炊ける理由も見当たらない。
お米が育った環境と同じ環境で炊いてあげる・・・
コレ、一番じゃないのかな?
オイラ宅で出来たお米は、もちろん出荷していますが自家消費分も当然あります。
自家消費分は、当然普通の水道水で炊いていますが、この水道水の水と田んぼへ入れている水は、川の水か伏流水かの違いだけで、元々の水源は一緒なのです。
水道水で普通に炊いたご飯ですが、そんじょそこらの拘りのご飯なんかには絶対負けません。
でも毎日毎日こう云ったご飯を食べていると、何処へ行ってもご飯が美味しく感じなくなってしまうんですよね。
よって、外食ではあまりご飯は食べません。
お寿司なんかは食べますけど、あまり白飯は食べませんね。
少々こだわりを持ったお店でも、ちょっと・・・なオイラはバカなのでしょうか。
Posted at 2010/09/20 17:25:47 |
トラックバック(0) |
食い物バンザイ! | 日記