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こんな記事がありました。

Ｂ－１グランプリ　地域予選を検討　「混雑で食べられぬ」


B級グルメ・・・いい響きです、ウットリします。
オイラの食べている物など、すべてが”B級”だったりします。


でですね、今流行りの”B級グルメ”について、少し考えてみたいと思います。
定義としては”A級＝高級で豪華な物”以外の食べ物でいいかと思います。

具体的には、たとえばたこ焼き、焼きそば、駄菓子、最近ですとファーストフードなんかも含めていいかと思います。
小腹を満たす・・・こんな感じでしょうか、元々は。

また、市場には出回らないちょっとジャンクな食べ物＝ジャンクフードもそうでしょう。

あと、誰にも教えられない秘密の食べ物。

オイラ的に、オイラ最高の”B級グルメ”のご紹介。
しまほっけの干物の開き・・・
これだけなられきっとした”A級グルメ”です。
オイラはそんな物にはあまり興味ありません。

オイラが究極のB級グルメだと思うこのしまほっけの開き。
開きですから片側に骨がついています。
もう片側は身だけですよね。
この骨の表に付いているうす～いパリパリに焼けた身・・・
これを”ぺろ～ん”と剥がして食べる・・・
コレ、絶品です。
故に、オイラ的究極のB級グルメです。
人には言えませんが・・・言ってしまいます。


でも最近は何か”B級グルメ”と”ご当地グルメ”を混同していませんか？？？

何やらB-1グランプリか何かし知りませんけど、全国で予選を行って全国大会を開催するとか。
オイラの知人もコレの考案に一生懸命で、幾度となく相談を受けているのですが、どうも”B級グルメの定義”がオイラの考えと根本的に違う。

それって、ご当地グルメじゃん！！！


ご当地グルメは、名前の通りその地域に行かなければ食べる事の出来ない食べ物の事です。
たとえば、宇都宮餃子とか富士宮焼きそば、ぼっかけうどんや日本そばを使ったそば焼き、えきそばやホルモン焼うどんもご当地グルメです。

でも、これらの食べ物は決してB級グルメでは無いんですよね。
れきっとした”日常の食べ物”なんです。


大阪ではごく一般的な”かすうどん”・・・
これに使用する”かす＝食用肉から脂分を抜き去った脂かす”は、コレ自体はB級グルメです。

しかしながら、これの”かす”がうどんの上に乗っかって”かすうどん”になれば、れきっとした”ご当地グルメ”であり”日常の食べ物”なのです。


なんか、履き違えていませんかね？主催者さん。


だいたい、B級グルメなんてものは、人には決して教えずに自分だけでコソコソ楽しむもんでしょ？
B級グルメなんてものは、自分は美味しいと思うかもしれないけど、他の人が全て美味しいと感じるかどうかは分からない食べ物なんですよ。
こんなに大々的にやる物ではない！



先にホルモン焼うどん・・・と書きましたが、実は”ホルモン焼うどん”と”ホルモンうどん”は全く別物って事、ご存知でしょうか？
詳細は長くなりますのでココでは書きませんが、誰が見ても全く異なる食べ物って事がわかります。
歴史も発祥も全く異なります。