2010年11月14日
最近はあまり聞かなくなった”文具券”。
図書カード(旧図書券)と並び、学生さんや生徒さんへのプレゼントとしては非常にポピュラーな存在でした、過去形です。
図書カードはまだまだ流通していますが、文具券に関しては2010年の10月、つまりつい先日ですね、販売が中止されました。
利用も2010年12月末日、つまりあと1ヵ月半で終了です。
いきなりの決定だったようです。
12月いっぱいで利用も出来なくなるのですが、その後は発行元の日本文具振興株式会社にて払い戻しに応じて頂けるようです。
気をつけて頂きたいのが、たとえ文具券の表面に2010年12月末日以降の有効期限が記載されていても、その有効期限は無効となるという事です。
つまり、問答無用で2010年12月末日を以って利用できなくなるという事です。
当然返金は有効です。
何故、いきなりの販売・利用の終了なのか?
オイラも良く解りませんが、どうやら文具屋さん自体が、とんでもない勢いで減少しているという事に理由の一つがあるようです。
そう言えば、文具専門店って見かけなくなりましたよね。
学校の前には必ず一軒や二軒はあったのですが、学校の統廃合によりそれも・・・
またコンビニやスーパー、ディスカウントストア、100円ショップなどに押されているのは明らかです。
それよりも、こう云った街中の文具屋さんは、学校関係の取引もあるのですが、やはり各企業や役所関係相手の取引が非常に大きなウェイトを占めているのだと思います。
それが、最近はオイラもそうですが、そう頻繁には字を書かなくなった、文書作成はパソコン、連絡もメール、文具も大手文具配達業者やネット注文で一括で納入してもらう・・・
そりゃ街中の文具屋さんは商売上がったりですわ。
文具屋さんの魅力はやはり”実物を持って比べる事が出来る”所に魅力があるのですが、それほど多くの文字も書かなくなった現在、あまり拘りは無くなっているのは事実です。
鉛筆を使わなくなれば、鉛筆はもちろん消しゴムも買わなくなる・・・
連絡がメールになると、ペンや紙はもちろん、ボールペンや封筒、修正手ーープも買わなくなる・・・
環境の事を考えて、なるべく紙の利用は避けている現在、裏紙利用はもちろんのこと、上下逆も利用していたりします・・・
つまり、一枚の紙を4回使う・・・
パンツを”前・後ろ・表・裏の4回履く”のと一緒・・・違うか・・・
ま、これも時代の流れかとは思いますが、文房具好きなオイラにとっては少し寂しいです。
だって、大手文具配達業者やネットで文房具を買う場合は、必ず最低でも”ダース買い”ですから、一本だけ欲しいなんてほとんど無理です。
しかも、欲しい物は使う人の好みによってまちまちですから。
拘らない人なら何でもいいんだとは思いますが、ちょっと寂しいです。
Posted at 2010/11/14 18:45:31 |
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