2011年01月12日
包丁:
ボク達って、難しい立場だよね。
ナイフ:
どう云う意味?
包丁:
切れないと怒られるし、切れすぎても怒られる。
ナイフ:
確かにね。
包丁:
それにさ、ご主人様に命令されたら、切りたくないモノまで切らないと怒られるし。
切りたくないモノを切らされて、挙句の果てにはボク達の責任にされてもね・・・どうよ?って感じ~。
ナイフ:
確かにそうだけどさ、ボク達はモノを切る事が仕事なんだし、ご主人様には逆らえないからね。
包丁:
ボク達の行く先にご主人様の指先があったり、喧嘩の道具に使われてもボク達にはそれを本当に切るべきなのかどうかなんて判断出来ないからね。
ナイフ:
同じような事を友達の鉄砲君も云ってた。
包丁:
ボク達は人様の体を傷付けたりする為に刃物になったんじゃないんだよね。
ナイフ:
そうだそうだ!不注意で傷つけてしまう事はもちろん、意図的に傷をつけてしまう事に使われるなんてもうごめんだよね。
包丁:
そんな事にしか使えない人に飼われたくないよね、実際。
ボク達はきちんと仕事をしているだけなのにね。
ナイフ:
こんな使い方しかできない人間には、マジでキレるよ!
包丁:
ヲイヲイ!刃物がキレてどうするんだよ・・・
道具は正しく使いましょう。
道具に罪はありません。
間違った使い方をして怪我したクセに、道具に責任をなすりつけるって言語道断。
道具はあくまで道具、使い方一つで便利な物になったり殺人凶器になったりする。
Posted at 2011/01/12 20:35:21 |
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工具バンザイ! | 日記