ケルヒャーと言えば、あの
黄色い高圧洗浄機ですよね、
たかたさんちで売っている・・・
独逸の逸品です。
私も使っていますし、他にも沢山の機器があります。
高温スチーム洗浄機や掃除機、バキュームなどなど・・・ま、いずれにしても
清掃&お掃除マシンですよね。
さてさて、11月のアタマにケルヒャーからまた変な洗浄機が発表されました。
”ドライアイスブラスター”
名前の如く、
ドライアイスの小さな粒を吹き付けて、
ドライアイス粒子とその温度変化を利用して汚れを落としてしまうという画期的な装置です。
別に”ぴよ?”さんが見つけたものではなく、
実は先日我社でとある機械のメンテナンスにテスト使用しました。
以前は
”酸洗い”を行っていましたが、
やはり金属表面を酸洗いすると多かれ少なかれ表面に何かしらの変化が発生します。
以前からこの”酸洗い”が
社内で問題視されており、
品質上も環境上も良くないという事で今回この装置を使用しました。
直接その現場に行って作業を見ていたわけでは無いのですが、機器は多分レンタルだと思います。
その後の状況は特に問題も無く、スムーズに復帰しています。
システム的には
”サンドブラスト”の
”ドライアイス版”だと思えばいいと思います。
サンドブラスト自体は結構危険な作業です。
粉塵の飛散の問題もありますので、結構大掛かりな設備と結構大きなコンプレッサーが必要となります。
この装置が車でどのように使えるのかは未知数ですが、少なくとも
濡れては困る場所や分解の出来ない場所の洗浄には利用可能かと思います。
油脂類に対してどのような変化が出るのかは判りませんが、
急激にオイルを冷やしてドロドロやカチカチにするのと同時に粒子で剥ぎ取ってしまう。
水分を使わない洗浄ですので、
錆の心配も無くなるのかな?
洗油を利用した洗浄は
危険を伴いますし、
フロアが汚れます。
いずれこの装置も、
自動車業界で使用される時が来ると思います。
物凄く高価な装置ですので、現段階では一般人は買えません。
一般人の手の出る値段ではないです。
色々な所で効果が出れば販売数も多くなりコストも下がってきます。
そうすれば一般家庭にも導入できるかも?
ただ、ドライアイス自体が基本的に二酸化炭素であるが故に、多少の疑問点も残りますが。
Posted at 2008/11/16 18:12:51 |
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