最近
輸血の事故を良く聞きます。
以前からあったのかもしれませんが、
最近良くニュースになります。
ま、基本的に輸血が必要な時って、
結構バタバタしている時だと思うので、
細心の注意を払ってやっていても起こってしまうのかな?
有ってはならない事故だとは思いますけど。
熊本でもあったようです。
輸血ミス、80代女性死亡=血液型検査取り違え-熊本
亡くなられた方はお気の毒だと思いますし、ご家族も大変だろうと思います。
一方、医療関係の方々も輸血が原因で亡くなったのかどうかきちんと調べなくてはいけませんし、
もし仮に輸血が原因ではなかったにしても誤った血液型の血液を輸血した事は事実ですので、しっかりと
再発防止に努めていただきたいものです。
さてさて、以前何かのときにチョコッと書きましたが、良い機会なので詳しく書いてみようかと思います。
2004年でしたが、
ちょっとした事で外科手術を受ける事になりました。
救急車で運ばれて即手術かな?と思っていましたが、
それほど緊急を要する手術でもなかったのでそのまま2週間ほど入院していました。
あっ、
5軒の救急病院から受け入れを断られました。
ま、最終的にはオイラのちょっとしたルートでコネのある地域で一番大きな病院に決まったのですが。
2週間の入院期間中、
当然手術に向けての色々な検査や準備をする訳なんですが、入院時の問診でオイラは当然
血液型の欄に”B”と書きました。
その後何もなかったので全く気にもしていませんでした。
いざ
手術室に入場し、
手術室の看護師さんに本人確認をされます。
か:お名前は?
ぴ・”ぴよ?”です。
か:血液型は?
ぴ:B型です。
その時、当然オイラ的には”C型”とか”X型”とかと言おうとしましたが、あまりこの期に及んでふざけるのもなんだしな~と思い、
めったに見せないまじめな顔で答えました。
次の瞬間、
看護師さんの顔が激変しました。
か:”ぴよ?さん、もう一度本当の事を言ってください!手術が開始できません!”
ぴ:”いや、本当にB型・・・”
そういってグダグダしていると、
担当の執刀医がやってきて”どうしたん?”ってな具合です。
手術室に入る前に手首にバーコード入りのタグをつけていたのですが、オイラは全く見ていませんでした。
執刀医に
”手首のタグ、確認して”っと言われて初めて見ると、
ナント!”A型”と記載されているでは有りませんか!
ぴ:”え~~~~ウソやろ~”
確かに問診票には”B型”と書かれていたといっています。
ただ、
術前の血液検査で”A型”と判明したため、
オイラは”A型”だったらしいです。
30数年間、オイラは”B型”と信じ切って生活してきましたし、血液型占いでもいつも”典型的なB型”と出ていました。
あまりにオイラが信じないので、病院側もオイラがふざけていないと判断したらしく、
執刀医がオイラの目の前で採血して簡易血液型判定キットで検査してくれました。
当然”A型”と結果は出るわけでして・・・
その場で
”A型”の結果が出た以上、
オイラも反論する根拠が無い訳でして・・・
手術が始まるまであまり受け入れる事ができず
、”ひょっとするとオイラは本当に橋の下で拾われてきたのか?”なんてマジで思ってしまいました。
オヤジが”A型”でオフクロが”B型”ですので、別
に”A型”でも”B型”でも良い訳でして。
手術後、家族内ではその話で持ちきり・・・
手術がどうなったのかなんて誰も気にしていない。
当然オイラ
もその日を境に”B型人間”を辞めなければならず、いきなり正反対な”A型人間”にならないといけない。
こうなってから数年が経ちますが、
未だに”B型人間”は辞められません。
嫁に言わせると、”なんか変なB型やな~”っていつも思っていたらしいです。
結局のところ、血液型占いには何の根拠もなく、都市伝説に惑わされているだけなのです。
じゃあ、どうしてこんな事が起こったのかと言いますと・・・
① 今まで一度も献血をした事が無い
② 出産時、母親の血液が付着しており、こういった事はよく起こる
③ ②の場合でもその後の検査や献血で判明する
全てを潜り抜けてきたようです、オイラは・・・
Posted at 2009/03/13 21:54:23 |
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