
先日(水曜日だったかな?)、
夕方のニュースで
”滋賀県でも新型インフルエンザの患者さんが見つかった”ってなニュースをやっていました。
オイラ的には
”ホホー・・・”ってな感じで
”ま、こうなるのも時間の問題でしょ”なんて思っていました。
そのニュースの中で、
色々な滋賀県内の映像が流れていた訳なんですが、その中に
琵琶湖の中を航行する
”ミシガン”の映像がありました。
ニュース的には
”新型インフルエンザ発生のため、乗組員一同マスク着用とさせていただいております”ってな物だったのですが・・・
ほんの一瞬、
”あのマーク”が・・・
そう、オイラも使っている
ドイツの総合潤滑油メーカー”FUCHS”の
ロゴマークが!
そうなんです、このミシガンなどを運行している
”琵琶湖汽船”と言う会社は、早くから
環境問題に関心が高く、それゆえに全ての所有船舶に
”生分解”可能な
”FUCHS社製”潤滑剤を使用しています。
噂には聞いていましたが、
船体に大きなロゴマークまで入っているとはちょっと驚きです。
船舶業界ではメジャーなメーカーなんでしょうかね?
昔、
カワサキワークスがレース車両にこのオイルを使用しており、
一躍有名になりましたけど。
これはやはり社内の
他の事業部からの
影響なのでしょうか。
ま、全てが全て生分解可能では無いのですが、FUCHSオイルは。
このメーカーのオイルは、それほど
”超高性能”だとは思いません。
元々
産業機械油メーカーですから・・・
オイルそのものの性能だけ見れば、もっと他に高性能な物は山ほどあります。
もちろん、ビートルやワゴンRやランナーに使っている程度ですので本当の性能が発揮されているのかどうかはオイラはヨクワカリマセン。
今の時代、
”超高性能なオイル”の
定義とは一体何なのでしょうか。
潤滑性能や耐酸化性、シール性、価格、ブランド力など様々だとは思いますが、少なくとも
”高性能”の定義の中に
”交換サイクルの長さ”も入れるべきですし、
”廃油の処理のし易さや環境に与える影響度”も入れるべきだと思います。
往々にして
”3000Kmで交換すべき”だとか言われますが、
本当に必要なんでしょうか。
オイラがこの
”FUCHS”のオイルを使っている最大の理由は、企業の方針として
”なるべく自然環境に影響を与えない製品作り”を最大の課題として掲げている事でしょう。
別に
慈善事業でやっているわけでもないとは思いますが、
こういった心意気がオイラのオキニです。
価格的にはちょっと分不相応なのですが、
交換サイクルなどのトータルのコストで見ると、別に高いとも思いませんし
むしろ安く感じます。
最近はディスカウントストアで”安モンオイル”として売られているときもありますが、
ちょっと心外ですね。
廃油や自然環境に関心のある方は是非とも使用してみてください。
総輸入元は
”フックスジャパン”ですが、こちらでは多分小売はしていません。
クルマ用のオイルなどはいつもの
”阿部商会”です。
フックスジャパンは昔の
”マコトフックス”かな?
Posted at 2009/05/22 21:10:35 |
トラックバック(0) |
おすすめケミカル | 日記