何処が不思議やねん!・・・っていうツッコミは無しね。
おでん・・・”関東煮”とか
”かんとだき”などとも言いますね。
本当に色んな食べ方があります、中に入っている物も様々。
だいたい
”おでん”って
一体何を指すの???って感じです。
食べ物の総称なのか、はたまた料理方法なのか・・・
あの煮汁の中に入れて暫く炊けば、なんでも”おでん”になってしまいます。
定番のちくわ、こんにゃく、大根、厚揚げ、たまご・・・
ソーセージや焼売もウマいですね。
オイラは普段は絶対食べない
”菊菜(春菊)”も、おでんの具なら大スキです。
辛子や酢味噌で喰ったり、
姫路界隈では一時期有名になりましたが
”生姜醤油”をかけて食べるらしいですね。
最近は
殆ど全てのコンビニにも常備されており、たまに一個70円とかやっていますよね。
一個70円なら、具材をスーパーで買ってきて炊くより安上がりですしウマいです。
ただ、あまりに大量に買うと、
”ヒンシュクも一緒にお買い上げ~!”ですね。
セルフうどんのお店やお好み焼き屋さんでも定番です。
さてさて、この
”おでん”と言う食べ物と言うか調理方法と言うか・・・
ちょっと不思議な食べ物なんですよね・・・
何が不思議なのかと言いますと・・・
一般論として、
工場勤務者やスーパー小売業に従事されている方々、資材購買関係のお仕事をされている方々ならよく判ると思いますが・・・
この
”おでん”と言う食べ物、
商品の先入れ先出しをしなくてもいいんですよね・・・
最近は
食品から工業用の部品や薬品など全てに”製造年月日&ロット番号”が記載されています。
ISO9001辺りの追跡調査の為に、ロットを確定しなくてはならない為なのですが、
何の仕事をしていてもいつも口うるさく言われる”在庫減少”と
”先入れ先出し”です。
普通の人なら、
例えばスーパーへ牛乳を買いに行った時・・・
殆どの人は
それなりに製造年月日を気にします。
出来るだけ新しい物を・・・と言う考え方から、
何故か奥の方の製品が気になったりするのは小市民の証です。
スーパー関係の方々ですと、
ある一定の時間が来て”秘密の音楽”が店内に流れ始めると、一斉に売り場チェックに入りますよね。
その時にゴチャゴチャになった陳列棚の売り物を綺麗に並べ替えると同時に、
先入れ先出しの準備をしますよね。
工場内でもそうです、
古い部材から順番に使用していく・・・当たり前のことです。
ただ、
やたらと在庫が多い場合はこういった並べ替えや製造年月日の確認作業等で”ロス・ムダ”が生じます。
でも、この
”おでん”と言う食べ物、特に何も操作しなくても、
お客さんが勝手に古い物から順番に買っていくんですよね。
古い物の方が味がよくしみていて美味しいからなんですよね。
反対に新しい物ばかりだと売れませんし、文句も出てきます。
最近のコンビニのおでんは、
事前にある程度煮込んでからパッケージングされて配送されていますので、あまり
”真っ白な大根”等は見かけませんけどね。
古い物から売れていく・・・
こういった視線で見る”おでん”って・・・
ちょっと不思議!
写真は、姫路に行った時にゲットした
”リラックマ 姫路おでんバージョン携帯ストラップ”です。
Posted at 2010/02/12 20:42:23 |
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食い物バンザイ! | 日記