
歳を喰ってくると、仕事の査定以上にドキドキするのが
”健康診断の結果”です。
若い頃は全然気にもせず、何ぬかしとんねん!な~んて強気でしたが・・・
特にオイラのような
見た目はもちろん、中身も超不健康な人間にとっては、
非常に厄介な代物です。
数日間摂生した程度では血液検査の値など余計悪くなるだけです。
見る人が見れば、
”コイツ、健康診断モードに○△日前から入っとるな・・・”なんてすぐにバレます。
一般的に、ごく普通の健康体の人間の場合、
大体6週間程度で血液が入れ替わるといわれています。
よって、少々不健康な人でも、
6週間ガマンすればある程度の血液検査の値は出ます。
でもね、普段から不摂生な人にとったらこの6週間がどれほど長い道のりか・・・
生活環境から変えていかないとクリアできません。
なにも無しに6週間過ごせる人間だったら、元々そんな変な値は出ませんって。
さてさて、昨今スーパーやコンビニなどに行くと、やたらと
健康志向な商品が売られていますよね。
カロリーゼロの清涼飲料水とか、減塩味噌とか、コレステロール値を下げる手助けをする食用油とか、血糖値を上げ難くする成分の入ったお茶とか・・・
現代のいびつな食生活環境では、結構有用かと思います。
ただ、あまり体に良い物は思いませんし、
正しくバランスよく栄養素を摂取するのが基本です。
でも食生活面で問題のある人は、元々
”食いしん坊”なのです。
いわば
”食べる事が趣味”な訳でして、
他人にとやかく言われた程度で解決できる問題でも無いのです。
趣味やからのぉ~・・・
仕方ないけん・・・
(どちらにお住まいですかぁ?)
確かに、例えばコカ・コーラの場合、普通の赤いキャップの付いた製品と”ZERO”とを飲み比べると、やはりビールと発泡酒くらいの差があります。
昔のダイエットコカコーラの初期バージョンは酷かったのですが、最近はものすごくいい製品になりました。
でもね、同じコカコーラでも、
炭酸ガスの掛け方によって、
瓶のコカコーラ>缶入り>ペットボトル>ディスペンサー・・・っていう風に物凄く味の差があることは有名な話です。
やはり瓶のコカコーラは”神”なのです。
あと、ボトラーによって若干味が違う事も有名です。
ペプシに至っては、なにやら
”シンガポールペプシ”が非常にウマいとか・・・
日本の某メーカー製より、あっさりして日本人好みとか・・・
話は逸れましたが、この言い方を変えれば
”不健康な人向けの食品”ですが、
本当に不健康な人向けなのでしょうか?
誰だって
不健康になる可能性は秘めている訳で、
やたらと味の濃い食品ややたらめったらカロリーの高い食べ物、砂糖バリバリの清涼飲料水、麺の量より油の量の方が多いのと違うか?なんてラーメン・・・
脂が多ければ多いほど“高級”となれている今の牛肉・・・
出来るだけ控えた方がいいのは誰もわかっている事です。
じゃあさ、例えば
減塩味噌の
”減塩”の文字を取って、
減塩味噌を普通の味噌にするとか、清涼飲料水は
”カロリーゼロが普通”とか・・・
コレステロール値を下げる手助けをする油をデフォルトにするとか・・・
どうして日本はこういった事をしないんでしょうかね?
カロリーや脂分を気にしながらグルメを語るって、非常に滑稽であり非常に恥ずかしいんですよね。
こんな事気にしながら食事しても、美味しくないんだよね。
味が薄くて気に入らない人は、
自分で醤油や塩を掛けて食べればいいんだし。
出てきた時から油こってり辛過ぎる味付けは、元に戻せないんだからさ。
揚げ物にしてもそうだよ、グリスのような油で揚げている持ち帰り弁当やコロッケ。
最近流行の脂ゴッテリなラーメン、あんなの何処がうまいんだよ。
あのお掃除屋さんがやっているドーナツ屋さんの油って、デフォルトでトランス脂肪酸を含まない油を使っているんでしょ?
そういった事をやっていかないと、絶対医療費の削減は出来ないよ。
確かに、
油こってりの食べ物はおいしいよ。
でもね、昔から
美味しい物は体に毒って言われているでしょ?
もっとも、あれは
”美味しい物は沢山食べてしまうから・・・”なんですけどね。
Posted at 2010/06/07 19:35:06 |
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食い物バンザイ! | 日記