GWも真っただ中、被災地にはボランティア活動を行う方々が大集結しています。
場所によったら定員オーバー・・・
この定員オーバーって、ただ単なる
”受け入れ側のシステム上の問題”だったりします。
需要は幾らでもあるんです。
でも少し気にしなければならないのは、悪い言い方ですけど
”田舎”なんです。
街にしか住んだことの無い方には理解出来ない、
”田舎独特の考え方”があるのです。
この辺りも
少し復旧を遅らせている要因かなとも感じます。
さてさて今回の災害、
”地震”と言うよりどちらかと言えば
”水害”に近い物があります。
ある意味地震オンリーな災害よりも難しいのです。
色々新聞記事やTVニュースを見ていますと、
どうも装備がめちゃくちゃ甘い人が多いようです。
観光がてらに・・・確かにオイラもそう言った部分があった事に関しては否定はしません。
でも明らかに普段着で参加している方を見かけます。
事前調査で持って行くものなどは分かっているとは思いますが、明らかに遊びに行く格好・・・
ちょっと問題です、
装備不足・準備不足で怪我の発生や病気になる方も非常に増えているようです。
オイラもかなりの重装備で行きましたが、見方によってはまだまだ甘かった部分もあります。
一緒に行った面子にも、明らかに遊びに行く格好で来ていた者も居ました。
そんな中、オイラは
足元のお伴に
”安全長靴”を選択しました。
選択肢としては色々あったのですが、こちらの物を選択しました。
サンダンス SB-4CF
ミドリ安全やその他のメーカーもありますが、なんとなくこのメーカーを・・・
特に深い意味はありませんし、JIS-S級規格ですので、まぁ何処も一緒かと。
履いた感じなんとなくいい感じだったから・・・コレだけです。
ミドリ安全が良かったのですが、取り寄せだったので。
普通作業用の安全靴規格の長靴版ですので、まぁ
重量鉄骨をどうのこうのしない限り大丈夫です。
現地で作業を行った感覚では、掃除程度では普通の長靴でもいいと思いますが、
がれきの撤去や家財道具も運び出しなどが含まれる場合はこの安全長靴の選択が理に適っていると思います。
普段安全靴なんかには縁の無い人だったら、そんな重装備・・・って思われるかもしれませんが、普段いつも安全靴を履いて仕事をしている人ならこの安心感は理解できるかと思います。
落下物に対しての防御はもちろんですが、
耐踏み抜き性、耐滑性、耐久性などを考慮すると、普通の長靴よりあと少しだけお金を出したらこの安全靴タイプが購入出来ます。
安心感が全く違います。
特に何を踏むか分からない災害現場ですので、耐踏み抜き性は重要です。
ただね、オイラ会社でもいつも言っているのですが、
安全装備をしているからってそれに頼ったらいけないんですよ。
手袋にしても安全靴にしても安全ゴーグルにしてもヘルメットにしても・・・
それを装着しているから安心・・・
確かにそうなんですが、それはあくまでも
”安全対策”であり、その
”優位性を利用するものではない”のです。
ヘルメットをかぶっているから少々頭をぶつけても大丈夫・・・とか。
手袋をしているから刃の進行方向に手を持って行っても大丈夫・・・とか。
安全装備はこう云う使い方をするものではないのです。
ま、現地に行けばどんな仕事を割り振られるか分かりませんので、過剰なまでの装備で参加するのが無難ですよ。
現地では怪我をしても誰も助けてくれませんよ。
全てにおいて
”自己完結できる装備”で参加してください。
現地で怪我や病気をしない事も、”立派なボランティア活動”です。
Posted at 2011/04/30 12:03:21 |
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