
もう何を触るか解らない
災害ボランティア活動です。
災害現場ですので
まず自身の安全を最優先に確保しなければなりません。
活動先で怪我や病気をして、ただでさえ少ない医療従事者、医薬品を使うって事は、ボランティアを行う者として一番避けなければならない事です。
確かにいた仕方の無い時もありますが、
ほとんどが準備不足や安全意識の欠落による“人災”です。
会社内や家族、気心の知れた友人とは違い、
”公募ボランティア”の性格上、
不特定多数の方々の集団となってしまいます。
初めて会う人ばかりで、どの程度の安全意識があるのかや、その人の行動なんて全く解りません。
しかも多くの場合が
”共同作業・複数作業”となります。
人の目の前で剣先スコップやつるはしを振り回す人、合図も無しに次の行動をする人などなど、大変危険な状況です。
それに、今の現状、怪我をして救急車を呼んでも多分来ないでしょう。
これから先災害ボランティア活動に参加される方は、くれぐれもこの点に注意してください。
また、マッチングの都合により当日どのような作業が待ち受けているか分かりません。
少々余計な荷物になっても、
十分な装備で参加してください。
怪我をするのは自分です、
痛い思いをするのも自分です。
さて、持って行く装備品に必ずリストアップされている物が
”ゴム手袋”です。
ホームセンターやスーパーなどに行くと、本当に様々な商品が売られています。
肘位まで覆える物や敏感肌に適応したものなどなど、本当に沢山売っています。
そんな中で、ずべてを網羅した強力なゴム手袋があります。
写真は一例ですが、
産業廃棄物処理に使うゴム手袋です。
写真は
エステー化学のモデローブ600です。
油の付いている物でもしっかり掴めますし、裏もメリヤス生地になっており汗をかいてもあまりべたつきません。
特筆すべきはその
耐久性と耐突刺性です。
オイラはコレ一丁でやっていましたが、
中にケプラー軍手などをはめると最強でしょう。
これはお勧めです。
他のメーカーからも同じような物が出ていますのでご参考にしてください。
お値段も
1双400円弱ですし、ホームセンターに行けば普通に売っています。
それほど特殊な手袋ではありません。
オイラは短い物を買いましたが、長い方も良いかも?
残念ながら黄色いヤツは売っていませんでした。
災害ボランティアだけではなく、車のオイル交換でも活躍しそうです。
でですね、
この手のゴム手袋が現地では圧倒的に不足しているようです。
オイラ一行も全員置いて帰ってきました。
中古でも欲しいらしいです。
あと軍手も。
有る所には有るのだと思いますが、結構意外でした。
Posted at 2011/04/22 20:47:04 |
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