離さないからね！ ～ロードスターに乗るという事～

この子は『ツチイナゴ』です。

バッタの仲間では珍しく成虫で冬を越します。

ある日、仕事を終えて車に乗ろうとしたら、三角窓にこの子がしがみついていました(>_<)

可哀想なので、敷地内の花壇に離してやりましたが、この子がとても力強くしがみついていたことから、ふとこんなことを考えました。

あくまでも私的な感情ですので、スルーしてもらっていいですよ(^^♪

少々、表現が乱暴なことをお許しくださいね(^_-)-☆





～ロードスター（特にNA）に乗るという事～

ロードスターに乗るには　内装のチープさを気にしてはならない
どうせ運転してるときは　ほとんど目に入らないのだから

ロードスターに乗るには　少々のビビリ音を気にしてはならない
どうせ走り出せば　そんな音は気にならなくなるのだから

ロードスターに乗るには　エンジン音の五月蝿さを気にしてはならない
むしろ低いギアで引っ張り　微笑むぐらいでないといけない

ロードスターに乗るには　長い真っ直ぐな道を走って喜んではいけない
むしろ　いつも通る交差点を曲がっては　ほくそ笑むぐらいでないといけない

ロードスターに乗るには　基本的にオープンで乗らなくてはならない
そして　春の穏やかさ　夏の情熱(あつ)さ　秋のもの悲しさ　冬の厳しさを感じ
四季のある日本に住んでいることの喜びを感じなければならない

ロードスターに乗るには　エアコンが効かないことを嘆いてはいけない
どうせ幌を開けるから　エアコンはくもりを取るための物と考えよ

ロードスターに乗るには　都会の空気の悪さを体感しなければならない
そうすれば　田舎の空気が美味いことがよく分かる

ロードスターに乗るには　無骨に開くリトラクタブルヘッドライトを鬱陶しがってはならない
今時あれほど存在感のあるヘッドライトはない　それに子どもには受けがいい

ロードスターに乗るには　モラルを守らなくてはならない
目立つ車に乗ることの責任を頭に叩き込んでおくこと

ロードスターに乗るには　服装に気をつけなければならない
幌を閉めていても　常に見下ろされ　フィルムを貼るわけにはいかない

ロードスターに乗るには　五感を使って　運転に集中しなければならない
エンジン音は五月蝿いし　轍にタイヤが取られるし　すぐにお尻が出るし
風の巻き込みがあるし　雨音は五月蝿いし　ワイパーの動きは遅いし
ライトは暗いし　太陽は容赦なく照りつける

そんなロードスターが大好きだから　このクルマは離さない