
今回、初めてタミヤ本社を訪れましたが、年に一度の一般公開とあってたくさんの人が訪れていました。
ロビーのある2階では昔の6輪タイレルやロータスなど往年のF1カーらが出迎えてくれました。
今回はLFAのボディーカウル無しバージョンもゲスト展示されており、カーボンのモノコックやリヤラジエターの配管構造などをみることができました。
同じフロアには射出成型機が鎮座しており、武将のプラモデルの成型実演が行われていました。
その場で出来立てホカホカの武将をもらえました。
次にエレベータで屋上へと行くと、ミニ四駆の大会が行われており、親子連れで賑わっておりました。
私も学生時代はミニ四駆にハマり、同じマシンを何台も壊しては買い直ししてました。
一時期ブームが去りましたが、ここ数年で見事に復権を果たし、昔ミニ四駆にハマった人たちが親になり、子供たちに伝承していることでしょう。
最近のミニ四駆は立体交差が当たり前で、事実上のジャンプ台になっているのですが、これを抑えるためにマスダンパーを装着したり、FRPプレートで囲いを作ってマスダンパーを吊り下げる『提灯』スタイルが定番となっており、個人的にはマシンのスタイルを悪くするので好きになれず、いまだに90年代の比較的シンプルなものが好きですね。
続いて、3階の企画開発のフロアを見学しました。
このフロアは撮影禁止だったので、写真は撮りませんでしたが、発売前のBRZと86の1/24スケールの試作品がありました。実際に触らせていただきましたが、エンジンフードが開き、ボクサーエンジンまで見事に再現されてました。あと、注目点として、実車に対してローダウンされていますが、社員さんに話を伺ったところ、『あえて』ローダウンしているとのことです。
あと、両キットに付属されるデカールには、両者の広報車のナンバープレートが収録されているとのことで、BRZは多摩ナンバー、86は練馬ナンバーとなっています。
続いて、1階では実際の製品が生産されており、RC用の新シャーシの部品が成型されていました。
他にもアウトレットセールも開催されており、昔の在庫キットや箱が潰れたキットが50%OFFで販売されていました。その中には昔懐かしのボルテックファイター(詳しくはググってください)も1個残ってました。
ボルテックファイターは当時私がイベントのアンケートで投函したところ、当選して本社から頂いたことがありました。実はいまだに自宅のどこかで開封されずに残っています^^;
同じフロアでは、フィリピン工場(現地法人)の紹介コーナーがありました。
1995年に現地法人と工場が設立されて、現在では約1,200人社員さんが働いております。
今回のイベントでは3人のフィリピン人の社員さんがおりまして、そのうちのお一人に話を伺ったところ、約6ヶ月間日本で研修を受けて帰国するそうですが、異国の地での生活は色々と大変だとのことでした。
日本の生活は大変かもしれませんが、これからも良い製品を作るために是非とも頑張ってもらいたいですね^^
今回は、短い時間でしたが、タミヤの裏側を垣間見ることができて非常に有意義な機会でした。
また来年も時間を作って訪れたいです!!
Posted at 2012/05/20 23:55:00 | |
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RC・ラジコン | 日記