2009年09月07日
実は、先週水曜日に知人が他界しました。
故人と私の父親は友人の間柄で、私も小さい頃からお世話になっており、家族ぐるみでのお付き合いがありました。
水曜日、私が仕事から帰宅すると父から、「●●さんが亡くなった。」と訃報を聞かされました。
ショックを受けたのは言うまでもありませんが、正直その時点では現実を受け入れ難いものがありました。
父も「俺より若い人が先に逝くなんて、順序が違う!!」と語っていました。
その日から翌日くらいまでは、フォトギャラをアップしたりコメントをしたりしていましたが、だんだん現実を受け入れなければならないのにブログ(ネタ)を書いている場合ではないと思い、喪に服すために自粛しようと思いました。
亡くなる前、故人は胃ガンと戦っており、胃を全摘出する手術をして、一度は退院したものの、3ヶ月程前に別の臓器に転移してしまいました。
2ヶ月ほど前に、故人と電話で話す機会があったのですが、そのときは胃を摘出していたせいもあってかなんだか元気の無い声をしていました。
闘病中、父がお見舞いに行ったりしていましたが、周囲からの元気になって欲しいという願いもむなしく、63歳の若さで他界してしまいました。
昨晩は通夜がいとなまれましたが、私は(お焼香だけでなく)きちんと故人との最後のお別れをしたかったので、家族と一緒に今日の告別式に出席してきました。
式場に着いて中に入ると、生前の故人の元気な姿が遺影となっていました。
まだそこには、現実を受け入れられない自分が居ました。
お坊さんの読経の最中、お焼香を済ませ、出棺前に最後のお別れとして棺の中に献花をするため
棺の中の故人と対面をしてようやく現実を受け入れることが出来ました。
棺の中で眠る故人は生前の元気な姿とは違って、ガンとの闘いでやせ細った顔をしていました。
ご親族の泣いている姿を見ると、私たち家族も抑えていた気持ちを揺さぶるように悲しくなってきました。
私自身も涙をこらえるのが精一杯でした。
最後のお別れの儀を済ませると、出棺の際は私と兄も棺を持ち、霊柩車に棺を納めました。
私たち家族と他の参列者は式場でお見送りをし、故人とご親族は葬祭場へと向かい、故人は荼毘にふされました。
闘病中は色々と苦しい思いもされてきた故人を想うと、
私自身「お疲れさまでした。安らかにお眠りください。」という気持ちでいっぱいです。
謹んで故人の冥福をお祈りいたします。
Posted at 2009/09/07 23:44:16 | |
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