インプレッサシート取り付け(助手席)

助手席側です。
今助手席だけ純正シートになっている人の約に立てるように細かく書いてみます。
（※素人採寸なので、僅かな寸法のズレと図面の下手さは勘弁を。）

　助手席側は後部座席へのウォークインがあるため、ジムニーのレールを使用します。
　左図はレールを車体に付けたままシートを取り外した図。シートレールとシートの接地面は、運転席側の車体とレールの接地面より25㎜高いです。

まず、インプシートから左右のレールを外してみます。すると、バックルの付いている側(運転席側)は、レール＋座面と背もたれを固定する役目を果たしているため取り外し不可なのがわかります。そのため、運転席側はスライドする部品だけ取り外し、ドア側はレール全てを外しました。
　左図はこの状態でシート裏から見た図(上)と、前から見た図(下)です。
　このまま乗せただけでもベルトバックルの付いている方は運転席側より高くなってしまいます。なので、ベルトバックルがついている部品(レールの一部)の底面が無くなるようにカットしちゃいます。

カットした部品と共締めして、ドア側と同じように下面にボルト穴があるような部品を、30㎜Lアングルで作ります。
　左図の上半分がそれ。上がバックルの付いてる部品と重なる面。ドア側と高さが合うように注意しながら作製。1つだけ穴の位置を決めて、あとは重ねて穴の位置を決めました。
　下の図が底面で、ドア側と同じように穴を空けておく。

　下半分は、シートレールとシートを合わせるためのステーに使うアングル材。30㎜Lアングルで、2種類×2本用意。

②で作ったバックル付きの部品と、③の部品はこんな感じ。

④の２つをシートに取り付けるとこんな感じ。アングル材は一応塗装してあります。
　ここまできたらあとはなんとでもなりそうです。

　以下に私の取り付けた方法を載せますが、もっと簡単な方法としては、470×390くらいのベニヤ板を用意し、図の4点で固定。その内側にレール取り付け穴に合うように穴を空けてボルト留めすればとりあえずは付きます。

③で用意した長短のアングル材をボルトまたは溶接で￣|＿の形にくっつけます。私は最初ボルトでやってましたが、穴の位置を考えずにやってたため他のボルトと干渉し、溶接に変えました。
　写真上は、この上にシートが乗っかる状態です。長い方がシートに付き、短い方がシートレールにつきます。シートに取り付くように長い方にM8の穴を空けます。一度シートに取り付けて、シートレールの穴に合うように短い方にM7くらいの穴を空けます。
　注意点として、穴をアングル材の屈曲側に近い所に空けないと、レールに乗せるときに幅が合わなくなってしまいます。

　写真下はこの部品を横向けた写真。ひざ側をちょっと低くしたかったため、アングル材をカットして溶接してます。難しくて面倒なので、気にならない場合はそのままでいいと思います。

⑥の部品を⑤の状態のシートに取り付けた写真です。これも一応塗装しました。

あとはシートレールの上に載せてボルトで固定します。
流用完了。かなりいい感じで付きました。