FIAT 500 試乗

２気筒エンジンを搭載した「ツイン・エア」が登場して話題になった５００ですが、残念ながら試乗したのは１．２Ｌエンジン。

乗った瞬間、「おおおなんだこのポップな内装は！」と思ったらグレードの名前が「ｐｏｐ」（笑）
メーターも何だかよく分からないけどおしゃれな感じでポップなんです。が、そんな真っ白のインパネを止めるネジは白いのを使おうよ。出来れば白いキャップで隠そうよ。メーターの上部に思いっきり黒いビスが顔を出してます。惜しいんだよな…。

６９馬力のエンジンに細身のタイヤ、最近のクルマはそれでも良く走るわぁ、と言いたかったけれど流石にあのタイヤじゃ無理（笑）　90km/hも出すとステアリングがおぼつかなくなってくる。　しかしそんなにスピードを出さなければいいだけの話で、２ペダルＭＴの「デュアロジック」がエンジン出力をロス無く伝えるから町中の試乗コースを走る分には動力性能に不満は無し。

デュアロジックかよ～、って思ったらそもそも加速がマイルドだから、変速ショックもあまり気にならないことも判明。

さて、そんな５００のインパネには見慣れないスイッチが。どうも「CITYモード」スイッチと言うらしい。どれどれ。

…、！！！

ハンドルがめっちゃ軽くなりました。これやり過ぎでない？ どれくらいかというと、指１本でハンドルを回せるくらい。
女性が車庫入れを楽に出来るようにってことで設定されたらしいです。ハンドルの切り返しが寝そうなくらい楽です確かに。が、運転中にみだりに操作されると怖いです。急にハンドルが軽くなってヒャッってします（笑）

こんど２気筒の「ツイン・エア」にも乗ってみたいです。