ダイレクトTPMSレトロフィット(配線編1)

ダイレクトTPMSの配線編です。
レシーバー(ダイレクトTPMSユニット)を運転席側(右側)リアタイヤ周辺に設置します。
まずはリアシートの取り外し。
じゅん！！さんの整備手帳を参考にさせて頂きましたm(._.)m
https://minkara.carview.co.jp/userid/2021028/car/1547724/2644869/note.aspx
リアシート座面を外すのはそんなに難しくはなく、写真の位置に手を入れ真上に持ち上げます。反対側も同じように。

写真の赤丸同士がひっかかっていると座面奥側が上がらないので、
座面手前を持ち上げたら今後は座面を車両後部側に押し込みながら持ち上げます。

それでも外れない時は、チャイルドシート用のこの部分やシートベルトアンカーが引っかかってると思うので一つずつチェックしてひっかかっている部分があったら丁寧に外します。

次に、リアシートのサイドエアバックが入ってるパーツを外します。赤丸の部分を外します。M10のナットです。

が、もしTPMSユニットを車内スペアタイヤ部分に設置する場合は外さなくてOKです。リアシート座面を外した状態で、リアシートの背面を倒せば、スペアタイヤの格納場所まで簡単に配線出来るはずです(自分は車外に設置したので写真無くてすみません)

エアバック部分を外す際、ちょうど「AIRBAG」ラベルが付いているあたりに爪があるので、押し込みながら外します。周辺のプラスチックの内装パーツは養生しておきましょう。爪が外れた後高い確率で爪の部分が内装パーツに当たります。ここの爪最初少し硬くて外すのが難しかったです。ここが外れれば、エアバック部分を真上にグイグイと上げていけば全体が外れます。ただだいぶ固いので不安な場合はエアバック部分は完全に外そうとしなくてOKです。

写真は既に配線を通した後のものですが、黒い楕円のキャップを外すと穴が空いていてフェンダー部分(つまり車外)に直結しています。キャップはゴムとプラスチックの複合素材。外すときは内装外しを使ってキャップの上下側にある爪を外してあげます。

配線通しをサービスホールからフェンダーカバーの上(というか内部)を通して、
赤矢印の先まで通しておきます。
TPMSユニットへ繋ぐコネクタが大きいので、
配線を引き込むときは、写真の矢印と反対側の向きで配線を通していきます。「狭い場所には大きなものは通さない」のが配線通しの時は重要です。

Aliexpressで調達したTPMS用の長いケーブルに1メートルのコルゲートチューブを通し(フェンダーカバー内の配線保護目的です)
先程出しておいた配線通しの端にケーブルをくくりつけ、リアシートエアバック部分のサービスホール側から配線通しを引っ張れば車外から車内への配線引き込みは完了です。
ケーブルが長く、コネクタ類も付いているので事前にテープなどで配線の先を束ね途中で引っかからないようにしておくほうが良いです。(続く)