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去年の夏、右後輪のサスペンションに付いている整流板（ストーンガードっていうらしいですね）、これを固定する爪が折れてばたつくようになり、路面の凹凸を越えるたびにポコポコ異音を立てるようになりました。
　ディーラでこのストーンガードを新品に交換してもらって一件落着だったんですが、今度は左後輪で同じ事象が発生しております。

どうしようかな…、ディーラーにまた説明して、一般保証で交換してくれるように交渉するのはいいんだけど、きっとまた爪が折れてポコポコ音を立てるようになるのは時間の問題かもしれないです。あー、でも交換してもらって、また発生したら考えます。

あとですね、またバッテリが上がりました。今年の１月以来２回目です。どーなってんのこのクルマ。

サービスキャンペーンのお知らせが来ているので、これのついでに見てもらおうと思います。

１ヶ月ほど放置してみましたが、皆さんの予想通りにですね、

なーんにも効果ありませんでした。。・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・。

マフラーはこまめにせっせとフキフキしてあげましょう、という結論です。

注目のアイドリングストップ機構、「i-stop」を体験したくて行ってきました。

■そりゃねーべ

友人とぶらぶらしていて思いつきで、最寄りのディーラーを検索して向かうと、お、店の前にデカデカと「ｉ－ｓｔｏｐ試乗車」というステッカーを貼ったアクセラが置いてあるじゃないですか。さっそく試乗を申し込むと店内に案内され、アンケートに記入を終えてから、

「今日ご用意しているアクセラは1.5Lのほうで、
i-stopは付いていないんですがよろしいでしょうか？」

「え、でもそこに置いてあるアクセラにi-stopって書いてありますよね？」

「あれは広告用に貼らせていただいてまして、実際には付いてないんですよ…」

おいいいぃぃっ！　お店の電話をお借りしてJAROに通報してもいいですか？　
ここまで待って帰るのも気まずかったんで、いちおう乗ってみました。

■なんだかすごいぞCVT!!

試乗車はオーディオレスの設定で、紙でできたナビのはりぼてが哀愁を誘いました。内装は質感はともかく、外装もだけどシンプルだけど力強い曲線で構成されていて、外観と内装に一体感を感じました。狭くもなく、広すぎず、ほどよい包まれ感が気持ちいいんです。

走り出してみると、あ…、ＣＶＴ…。「ぶお～～～～～～！」といつまでの一定のエンジン音が車内に響きます。あまりにCTVCVTしてるので残念です。マツダならもうちょっと走れるセッティングになっているかと思ったんですが…。２リッター車のほうは５ATらしいんでそこが救いです。

にしてもＣＶＴがすごいのか、この1.5リッターエンジンがすごいのか、全く不足のない加速を披露してくれます。ただし不足ない加速時は確実にECOランプが消えます（汗）　

■マツダスピードも出てたんだ

試乗を終えてカタログをめくっていると、あ、もうマツダスピードも出ていたんですね。なら最初からこっちに乗りたかったかも…。

毎回感心しちゃうのはこのマツダのクルマ作りです。今日のクルマの位置づけははっきり言って廉価版、ハンドルはウレタンだし、一見走りなんて二の次のグレードのように見えるんですが、これがホントしっかり走るんですよ。自然な操舵フィール、腰のあるサス、しっかりしたボディ…。ほんと、モノが良いんですよ。パワーにこだわらない人であれば1.5L車でも十分オススメできてしまいます。個人的にはCVTの「ぶお～～～ん！」が耐えられないのと、このクルマなら遠出もしたくなるでしょ、そしたら高速も走るだろうから２リッターのほうが良いかなと思います。５速ATになるし、i-stopもあるし…。

あ、i-stop…。思い出してしまった。ちくしょー！

乗せていただいたのは２リッター直噴ターボエンジン搭載の"2.0TSI"。黒が予想外にカッコイイです。ヤバイです。

黒でなくても、写真で見るよりぜんぜんカッコイイです。写真では後ろ姿って、なんか床に落とした残念な大福っていうか、モチモチっていうかムチムチっていうか、えー、グラマラスって言えばいいですか？　まあそんな感じじゃないですか。でも実際はとても立体的で意外とマッチョ。キリッとした顔つきに違わない後ろ姿でした。カッコいいんだから、フェンダーの隙間をもうちょっとどうにかしましょうよ。2.0TSIのほうはDCC付きで、車高下げたいからと下手にいじると、DCCが故障検出するのはもちろん、なんとパワステも止まってしまうというから厄介です。

で、内装はイオスがベースです。つまりゴルフⅤ世代なわけで、やっぱりゴルフⅥの内装を見てからこれを見るとちょっと残念な感じです。パーツのひとつひとつにイラッとします（言い過ぎ）。Ⅴもかなり良い質感だったんですが、Ⅵを見たとたんにこの評価です。それだけⅥがヤバイってことなんですけどね☆

着座位置は低いには低いんですが、言うほどでもないですね。その代わりインパネがすごく高い位置にいます。前見えないです（笑）　ついでに後ろも見えません（涙）

そんなこんなで街中を軽く一周してみたわけですが、うん、まあ何となく軽いかも。いやーでもさすがボディ剛性とこの塊感は素敵です。ハンドルを切るとすっとノーズが入るんだけど、なんか235っていう幅広タイヤのグリップに頼っているような気もしないわけではないわけで。でもロールが抑えられていて粘る感じの足回りは自分の好みなわけで。これはDCCのおかげなのかな…？

DCCってのは要するに電子制御可変ダンパーのことですが、変わるのはダンパーの特性だけじゃなく、パワステのアシスト量もコンフォートなら軽く、スポーツなら重くなります。こんなんするからDCCに変なことするとパワステも止まってしまうわけですね。

輸入車を正規に日本に導入するのはお金がかかるんですよ、思うに。全然そういうハナシ分からないですけど。でもふつうに考えても国交省行って形式の認定を受けて、アフターサービス体制整備に補修部品の管理コスト、広告費だって大変な額ですよ。それらをシロッコ売ったお金でペイしなきゃいけない。そんなに台数出ないとなると、一台あたりのこういう負担ってのが大きくなるんじゃないのかなと、素人考えを巡らせてしまうわけですよ。ただね、448万円はないなーと思います。ゴルフが安いだけっていうのもあるかもしれないけど、でも横並びで見ちゃうじゃないですか、ゴルフと。そうするとやっぱ高すぎですよ。

あと、登場したタイミングも悪かったなと思います。ゴルフⅥを見て目が肥えたところにシロッコを見ると、内装のクオリティはどうしても見劣りしてしまいますよ。とっとと日本に入れてときゃよかったのに。

でもカッコイイからいいか。

タクシーの窓から慌てて撮ったんで、すごく見づらいですが、白い路面電車、よーく見てください。

まぎれもなくアウディ車です。

いっぱい人も乗せられるし、みなさんも一台いかがでしょうか？