
今度のエンジンはAE111後期ですが、プラグコードカバー?は造りが高級なAE101のカバーにしました。
昔ヘッド開けて使っていた101エンジンが
調子よく回っていたことにあやかって、当時のを付けてます。タイベカバーは穴が開けやすいのと、色合わせで
101の新品を購入しました。
エンジンをGWに載せ換えて2週間以上経ち、1,000kmくらい走行しました。
載せ換え後500kmくらいでオイル交換しましたが、オイルが黒くなっていなくて感動しました。新車のエンジンとかリビルトのエンジンってこんなオイルなんでしょうね。
交換で抜いたオイルが黒くならないで、オイル色で向こう側の景色が見えるほどでしたが、バケツに溜まったオイルは鉄粉のようなシルバーメタリックが混じってました。ピストンリングが新しいのでそれが削れているのかなと。
オイル交換時にオイルフィルタも交換しましたが、いつもと違ってフィルタのネジを回して外すときのオイル滴りが少ない気がしてました。そしてフィルタの内側にオイルがたっぷり残ってます。多分、フィルタに鉄粉が溜まって詰まり内側にいたオイルが落ちきらなかったものかと思います。
フィルタがしっかり仕事してくれていたようです。
オイル交換後からアクセルを踏み気味で走行してましたが、5000rpmくらいからモリモリきてそのまま回っていくエンジンフィールでした。さすがにバルブスプリングをTODAの強化品に変えているためか、高回転域が静かになりました。
ただ、街乗り領域でガスが薄いと思われる症状が出ているので、セッティングしないとダメですね。
その後1週間くらいしてアイドリング時に異音が鳴り始めました。嫌な金属音が・・・。
嫌な音の出方だったので整備の師匠に聞いてもらうと、オイルポンプブロー時の音に似ていると言われ、ベルト類を外して私の予想していたオルタブローではないことが判明。そこでKGY師匠が「何かの吸気の干渉音に似ている」と言われて良く考えると、ブローバイホースの取り回しが原因と判明、対策を取ると一発完治しました。
いや~、肝を冷やすとはこのことですな。メタル類じゃなくて良かった。
その後のサザンサーキットで実質のシェイクダウンを行いました。
油温が上がった状態でレブの9000rpmまで回して走りましたが、異常なく走れました。
途中でどのくらい車がうるさいか確かめたくて、せがわさんに運転を頼んで外から騒音チェック。
車から目を離すとどこを走っているか見失うくらいの音量で安心しました。

それにしても車高が高く見えます。
バネレート上げないんでこんな車高になるんですね。
そして先日の夜に某OJGに流しに行きましたが、車がまっすぐが速くてタイヤと脚とブレーキとドライバーがついていかない状態になり、肝冷やしでした。いや、安全運転で。
今回のエンジンについてざっくり書き出してみました。
▼目的・コンセプト
①ピストンリング交換したい
②バルブクリアランスを合わせたい
③バルブスプリングを強化品にしたい
④排気音より吸気音
④VVTは使用
▼主な交換・調整箇所
①ピストンリング交換・ピストン洗浄
②ヘッド・ブロック洗浄
③パッキン・ガスケット・一部ネジ類・サーモスタッド新品交換
④TODAカムIn/Ex(InはVVTプリーExはTODA調整カムプリー使用)
⑤TODA 強化バルブスプリングに交換
⑥バルブ擦り合わせ・バルブクリアランス調整
⑦TRD t0.8メタルガスケット使用 ⇒ 計算上は圧縮比11.5
⑧燃焼室・ポートの研削・研磨
⑨スロットル洗浄
⑩ヘッドカバー・タイベカバーをAE101使用
定番のバランス取りやら、クリアランス調整やら、軽量化とかやっていないのが特長のような気がします。
エンジンとTODAカムなどは在庫していたので、細かい部品を買ったり、持っている工具や借りた工具を使っていたのですが、費用として\12万くらい掛かっていると思います。作業は最初から最後まで自分でやったので工賃タダです。(見えない費用も別途掛かってます)
エンジン載せ換え前に、永井電子のMDIを実装してました。
純正エンジンにも効果ありましたので別途比較を。
とりあえずセッティングして仙台ハイランド走りたいです。
その後はLINKサーキットでパワーチェックしに行かないと。
Posted at 2012/05/19 01:20:18 | |
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