生かつおを２倍早くおろす方法

かつおを素早くおろす必殺技をゲット！

【ポイント１】頭の落しかたの角度
通常生かつおをおろす場合、まず頭を落とすのだが、第一のポイントは頭を落とすときの角度。自分はくせで、頭に向かって斜めに切り込んでしまうのだが、そうすると３枚におろしたときに首の付け根の部分の血合いががっつり残ってしまう。なので、ここであえて首はほぼ垂直に落し、後でトリミングするような部分を最初から取り除いてしまう。

【ポイント２】背びれ
通常頭を落としたら、逆さ包丁で背びれを除去するのだが、ここではあえて落とさない。腹の方から包丁を入れたら、背は背びれがある状態で切れ込みを入れ、包丁の角度を斜め下にしながら背骨の上を滑らせる。当然、背びれを取っておろした方が、身の付きは良くなるが、この技ではスピード重視。
下身も同様。腹から包丁を入れたら、そのまま背まで包丁を差し込んで一気に背骨の上を滑走させる（かなり力ずく）

【ポイント３】皮引き
頭を落とす段階で首の付け根の部分の血合いがほとんど除去されている状態なので、皮引きの時もまな板がそれほど汚れない＝拭く手間が省けるのでなおさらスピードアップ。